魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

夏の宿題

2014年08月29日 | ワイン ~2019年
Webニュースを見ていて驚きました。

宿題代行業者 小6算数「故意に1割間違える」依頼にも対応(クリック)

こんなのがあるんですねえ。

世のお父さんやお母さんも、今頃子供の宿題を必死で手伝っているところもあるのかも。
みなさん大変です。必死です。



そして未だに不思議なのが「読書感想文」ね。

感想だから、好き勝手書いて良いはずなんだけど、何故か採点されてしまう。
心の中を採点されるようで気持ち悪い。そうなると良い子ぶって書かなきゃならない。

文章力を見たいのなら普通にテーマを決めて作文書かせりゃいいのに・・・と思ってしまう。
いつの世も不思議なことは続くものです。

こんな私は、かつて先生泣かせの生徒だったかな。恐いです。





変なおはなしはやめて、今夜はこれ。
今の私の宿題はワインの試飲ですしね。




2012 フェリーノ ヴィーニャ・コボス CS
  (アルゼンチン、カベルネ種、赤、2千円台前半)

香りはプラム、カシス、プルーン、煮詰めたジャム、クレヨン、クリーニングセーター、
エステル、ジビエ、コショウなど。


味わいは濃くて、厚み、張りがあり、鮮烈で若い赤紫を思わせる果実味。ピチピチ
として目が詰まっています。煮詰めたシロップのような熟した甘さはとても素晴ら
しく、これからの熟成していくポテンシャル、力強さが十分にあることでしょう。

今、若くして飲んでも十分ですし、楽に10年は寝かせられます。誰にでも親しみや
すく、華のあるパワーを見せています。


このワイン、2011年はカベルネ・ソーヴィニヨン種にシラー種が数%ブレンドされて
いました。2012年になってシラーを止めて、カベルネ・フラン種がブレンドされてい
ます。数%のことですので、全体的には影響は少ないですが、より若々しく、鮮烈な
イメージになっています。相変わらず良いワインだと思います。


ちなみにUSAで「オーパス・ワン」の醸造責任者だった方がアルゼンチンで造っている
ワインです。(オーパスワンはすごく高くて3~5万円程度はします)


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