探し物をすることが多い日々です。眼鏡は毎日、一度は探している感じ・・お恥ずかしい。
半年ほど前、セコハンを扱う店で、ランドセル型の鞄を見つけました。
その頃、できたら勉強してみたいことがあったので、その道具を
入れるのに良さそうでした。荷物を持つのが辛くなっていますので背負うのは助かります。
でも、帰ってよく見ているうちに、いかにも周りから目立ちそうで気が引けてきました。
大急ぎでしまいこみました。見るのも嫌になっていました。それがどこへしまったのか、
思い出せません。なんとも・・・。
先日、ふとそれを見つけました。なに、手直にあったのにいままで気が付かないでいたのです。
間違って、捨ててしまったのかと思ったりしていましたが。
ちょうど、友人と二人で気軽な勉強？を始めようと話し合っていますので、今度は無事に役立
ちますようにと願っています。
友人Ａさんが作ってくださった手拭地のハンチングと
ゆかた地のブラウス。軽くて着心地がいいのです。これから
近くのジムへ。
ジーンズ派で、夏は膝下丈を愛用していますが、このブラウスには
足首までの長さがしっくりするようです。
何ヶ月かに一度、おじさんが、「なんか、映画をやってるかね？」といいだします。
それで、電車で二駅さきのシネマコンプレックスで見たのは、是枝監督の「奇跡」。
開通したばかりの九州新幹線の上りと下りがすれ違う機会を見た人には、
奇跡がおこる、と誰かが言い出したのです。両親が夫婦別れをしている
主人公兄弟は、なんとかもとどおりになる奇跡が起きないか、と願います。
友達を巻き込み、家出をし・・・・。
途中、宿を提供し、夜食を提供してくれる人もあり・・・・。
「よく、あんなに布団があったもんだね」「夕飯は店屋物かね』
などとおじさん、小声の質問。
「どうせ車で送ってやるなら、もっと先まで送ってやればいいのに・・・」
などと心配する。
でもおかげでなんとか目的達成。よかった。よかった。
私にとっても是枝監督の映画は、いつも忘れられないもの、
生きることの悲しさを内包しているように思えるのです。
夫は五人兄弟です。みんな東京下町生まれで男三人、女二人です。
父親がはやくなくなったのでそれなりの苦労をしたはずですが、口にはだしません。
去年まで、長姉の義姉が「兄弟、五人がこの年まで欠けないなんて珍しい、っていわれる」
と嬉しそうにいったものですが、今年の兄弟会には長男が欠けました。残念です。
近くのホテルの中華の食べ放題のあと、揃って我が家の庭で一服するのも例年の
楽しみです。
みなさん、気遣って手土産をいろいろ持参。義姉の一人からは色違いの全面レース編みの
バッグをそれぞれがいただきました。
それにしても、写真は撮りようですね。猫額のわが庭、物干しや物置をはずして撮影した
ら、ここはどこ？と自分でも見間違いそうです。
「あくまき」を初めて手にしたのは、３，４年前のことです。
ご近所の、鹿児島出身の友人から戴いたのでした。
色といい、形といい、持ち重りのすることにもすっかり
感心しました。さすがわ鹿児島産だけある・・・という訳です。
なにしろ灰汁汁に６時間以上浸しておいた米を蒸す、
それというのも、もともとは戦時食と知ればおのずと味わいも違って
くるというものです。
この度は近くの別の友人から戴いたのですが、これは
近々、我が家で開く兄弟会の席上、みなさんにも一切れ宛てお出ししましょう。
都会育ちのみんなはきっと喜ぶでしょうとこちらも楽しみにしています。
たまには、と鰈の煮物。
残念、皮がやぶけました。ほうれん草を添えて。
とり皮を焼いて細くきったものと、もやしを洗って、フライパンにいれ
蓋をして、乾煎りしたものとを辛子酢醤油で和えたもの。
若芽と竹の子の味噌汁。
