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十代目桂文治の噺、「御血脈」

2015年04月03日 | 落語・民話

十代目桂文治の噺、「御血脈 」(おけちみゃく)によると。

 お釈迦様は南天竺マガラ国カビラ城で、4月8日に生まれた途端に天地を指して「天上天下唯我独尊 」と言った。こんな生意気を言うのは許せないと、甘茶を掛けたらカッポレを踊った。甘茶でカッポレ。成長してダンドクセンに登って修行した。日本にも布教に行きたかったが、一人では寂しいので、阿弥陀さんと行くことにした。

 南天竺から日本に閻浮壇金(えんぶだこん)の1寸8分の物体が渡ってきた。時の仏敵・物部尾輿(もりやのおとど)が日本は神国であるから仏法はまかり成らぬと、閻浮壇金を潰そうとしたが出来なかった。やむなく簀巻きにして難波池に放り込んだ。
 この池から光が差し怖がって住民は近寄らなかった。本田善光(ほんだよしみつ)が通りかかって、池の中から信州に行きたいと言われ、1寸8分の物体を懐にしまえば良いものを、背負って歩いた。夜になると丈余(じょうよ)ほどの大きさになって、善光と信州に着き、お堂を建て祀った。善光の名を取って、善光寺と名前が付いた。

 当時、百疋(ぴき)のお金を善光寺に納めると、ありがたい錦(にしき)の袋に入った御血脈 の御印を額に押してもらえる。押してもらうと、どんな大罪を犯していても罪障消滅して極楽へ行けるといわれ、極楽往生するものばかりで、地獄に行く者が居なくなった。地獄は開店休業状態。

 さぁー、困ったのが地獄。地獄の衰退を悲しみ、対策会議を開くと、善光寺御血脈 の御印を盗み出してしまえばいいと結論が出た。
 泥棒は大勢居る中、石川五右衛門が選ばれ閻魔大王の前に出て、芝居がかりの衣装とセリフで請け応えた。人目に付かないようにと街に出てきたが、まだ昼だったので新宿末広亭の昼席に潜り込んで夜になるのを待った。忍術で善光寺に飛び、深夜、善光寺に忍び込んだが、どうしても御印が見付からなかった。あきらめて、閻魔大王様に謝ろうと帰りかけたその時、棚の隅の桐箱に入っていた御印を見付けた。
 芝居心が旺盛な五右衛門、「ありがてぇ、かたじけねぇ。まんまと善光寺の奥殿に忍び入り、取ったる血脈の御印。これせぇあれば大願成就、ありがたや、ちぇ、かたじけなや」と、額に押しつけたら、そのまま極楽に行ってしまった。

 

 

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