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アルジャノーンに毒ダンゴを

2014年10月04日 | 面白画像

チャリー・ゴドーン教授は人並み外れた天才であったが、むしろそれ以上に世間で
は人嫌いの偏屈な男として知られていた。
「常識的に考えてみても、私のような天才科学者へはノーベル賞のひとつでもくれ
るのが筋というものだ。それなのに世間の奴らときたら・・・」
自分が今ひとつ社会的に認められない原因については、己の性格に問題がある事は
重々承知していた。天才であるが故に、好む好まざる関係なくそのような分析につ
いては客観的にとらえる事が出来るのである。
そこで仕方なくゴドーン教授は、自らの性格を温厚にする為の研究を始め、アルジ
ャノーンと名付けたハツカネズミを使って様々な実験を繰り返していた。
やがて教授は、ヒステリックにせわしない動きをしていたアルジャノーンを、緩や
かで温厚にする方法を簡単な脳手術を施す事により、発見した。
「お、やはり私の予想通り温厚な性格になったぞ」
データの収集が一段落すると、早速自らの脳にアルジャノーンと同様の処置を施し
たのだった。
以来、教授は(人工)天然ボケとして人気者となった。副作用の為に知能指数は激
減した。
「ぼくはばかで~す」
しかしながら、その状態は長続きはしなかった。まずアルジャノーンが元の状態に
戻り、教授もやがて元通りの天才に戻っていった。実はそれさえも理論の上で予想
されていた事だった。
ずる賢い教授は性格が元に戻った事を隠し通した。陰で世間の連中を罵りながらも
表ではいい人を演じ続けた。その一方で天才ぶりを徐々に披露して次第に名声を勝
ち得ていったのである。
「ぼくはばかだけど、せいたいこうぶんしのこととかいろいろしってるよ」
ついにノーベル賞を獲得する事が決定したその夜、実験室では教授がアルジャノー
ンへ優しい声で語り掛けていた。
「アルジャノーン、君は私のために良くやってくれたよ。お礼にご馳走をあげる
よ。ほらほら」

-アルジャノーンに毒ダンゴを-  完

 

  

 

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