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八代目桂文楽の噺、「干物箱」

2015年03月14日 | 落語・民話

 遊び好きの若旦那(銀之助)は返りが遅いから、いえ、帰ってこないから、どこに行くにも小言で送り出される。風呂に行くと出てきたが、遊びに行きたくてしょうがない。
 頼み事があって善公の家に出掛けて来た。声色が上手いと評判で、ある時亀清で、「石町の旦那とお宅の旦那がいる所で、貴方の声色を使ったら本人と間違われた」。親父が騙されたくらいだから上手さは分かるので、ひとつ相談に乗って欲しい、ときりだした。
 「花魁 の所に行って声色を使って騙して楽しむんでしょう。」、「そうじゃなくて、家に行って親父を安心させてほしいんだ。」、「一緒に行けるんじゃないですか。」、「いやなら、羽織 と10円付けて他の奴に頼むから。」、「分かりましたよ。やりますよ。家に行きましょう」。

 善公声色で「今帰りました。」、「お帰り。早く寝なさいよ」。完全に騙されている親父だった。一緒に行けない愚痴を言いながらも、若旦那を送り出して、コソコソと2階に上がってしまった。
 下から親父が「今朝方いただいた干物は何の干物だった?」、そんな話は打ち合わせていないので、ドギマギする善公であった。「どこにしまったのだ」、「う~、、、干物箱 です。」、「家にはそんな箱は無いよ。」、「では下駄箱でしょう。」、「おいおい、食べ物だよ」、「おやすみなさい」。
 「なにか鼠が走っているようだ、見ておくれ」、「・・・」、「私がするから、イイ!」。わぁ~、羽織抱えて逃げ出したくなった善公であった。若旦那は今頃吉原で楽しんでいるだろうな、と思うとガッカリするだけであった。
 まだ寝ることも出来ないので、花魁から来た手紙を盗み見ると、『・・・あの善公は嫌な奴で、こないだは汚き越中褌を忘れて行った。その褌は鼠のケマンのようで、(そう言えば、紐が丸まってほどけないので切ってしまい、布団の下に丸め込んでおいたんだ)翌日布団を上げると臭気甚だしく、仲の町まで匂い(そんなとこまで匂うか)角町・揚屋町まで大評判、衛生係が出張し、石炭酸もよほどの散財、嗚呼嫌な奴。』、「なんで褌忘れたぐらいでこんなに書かれなくてはいけないんだ。こっちは客だぞ!」と、つい声が大きくなる。
 その騒ぎを聞いていた旦那は一人ではないと思い、2階に上がってきて、善公の身がばれてしまった。 

 「お~ぃ、善公。お~ぃ、忘れモンだよ。」ドンドンドン「お~ぃ、洋ダンス の引出し、紙入れ。紙入れ忘れたよ。放っておくれよ。善公。」、
「銀之助。どこをノソノソ歩いてる!」、
「あはは、善公は器用だな。親父そっくり」。

 

 

 

 

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