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三代目三遊亭円歌の噺、「坊主の遊び」

2015年02月20日 | 落語・民話

三代目三遊亭円歌の噺、「坊主の遊び」(ぼうずのあそび)
 

 

 「北向きはどこが目当てか赤トンボ」、トンボが北に飛んで行っただけで、江戸っ子はうらやましがった。自分一人で廓に行く勇気も無いが、挨拶に来た昨日も失敗した酒癖の悪い床屋の職人を連れて、遊びに出かけた。

 禁酒を約束して出掛けたが、初めての見世で床屋の職人は、また醜態を現して酒席の雰囲気を台無しにした。床屋の職人は帰したが、すっかり座はしらけてしまったので、「お引け」ということに。
 部屋に入ると、今日は河岸の連中が団体で来ているので「ちょっと失礼します」と花魁は出掛けた。ところが、待てど暮らせど部屋に花魁は来ない。「五人回し」などという噺にあるように、必ずしも部屋に花魁が来るとは限らない。料金を払っているのに、それはないだろうと思うのだけれど、そういうこともあった。真夫(まぶ)の部屋には最後に来ると言うが、初めての見世ではね~。

 坊さんが床でぼやいていると、へべれけに酔った花魁が戻ってきた。何人もの客を相手にしてきたのだろうか、かなり疲れている様子で、坊さんの要求などは聞いてくれない。「爺さんは嫌いだよ。その次に嫌いなのは坊主だよ。お客さんは両方供えているから、なお嫌いだよ」。言いたいことを言うと酔いつぶれて寝てしまった。こうなると気持ちが収まらないのは坊さん。何とか仕返しをしてやろうと懐に手を入れると床屋の忘れていったカミソリがあった。悪さの心が沸いてきた。

 額の眉毛を両方摺り下ろして、「ついでだから髪をおろして坊主にしてやろう」。花魁の髪をすっかり剃ってしまった。終わってみると、大変なことをしてしまったことに気が付き、慌てて帰り支度をして、出口で番をしている若い衆に心付けを渡し、履き物を出してもらい、「花魁は寝かせておいてやんな」と粋なことを言って、逃げ帰ってしまった。
 帰りしな「『面白かったよ』と言ったが可笑しいな。あの花魁は客に誉められるような事は一度もしたことが無いのに」。
 ご主人に叱られるからと、無理に下から声を掛けた「花魁、お客さんがお帰りだよ」、「河岸のお客かい、爺さんかい」と大あくびをしながら、「寒いね。真っ暗じゃないか。だから年寄りは嫌いなんだ。アレ、眉毛が無いよ。昨日は確かあったのに。便所で落としちゃったのかしら。」、思わず自分の頭をなでると坊主頭。
「やだよ、源ちゃん。お客さんまだいるよ」。

 

  

 

         

    

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