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桂文治の噺、「親子酒」

2015年02月04日 | 落語・民話


桂文治の噺、「親子酒」(おやこざけ)によると。

 
 お酒飲みの話です。

夕方になって冷えてきた。
 何か身体の温まる物がないかと奥様に問えば「葛湯ですか、それとも重湯ですか」とつれない返事。

そうではなくお酒だというと、「息子と約束をしていて、『自分も禁酒するからお前も禁酒しろ』と言ったのは貴方ですよ」。

「息子は出掛けているから、この時だけ飲ませなさい。肴になる物はないのか」。

「魚ね~”鯛焼き”が有るんですけど」、

「それは魚違いだ。そー、塩辛が有ればここに出して。それから寿司屋の開店祝いでもらった大きな湯飲みを出しなさい」。

奥様とぼけて「ありませんよ」。

「有っただろう。大きくたって良いだろ。それだ。これに酒をつぎなさい。お茶を飲んでいるように見える」。

酒を注がせて(旨そうに飲む文治。客席から笑いと拍手)「塩辛は酒の友達だな。

久しく飲んでいなかったから旨い」。

(ゆったりと飲んでは塩辛を堪能する文治)「酒は百薬の長だな。どうしたのぼ~っとして、空になったから注ぎなさい」、

「一杯だけと言ったじゃないですか」、

「おケツをあげなさい。お前のおケツをあげるんじゃなく、一升瓶のだ。お前のおケツをあげたって、何にも出ない」。

 2杯目も旨そうに飲む。

「五臓六腑に染み渡るね。・・・酔うね、酔うから良いんだ。塩辛は旨いね。誰が考えたかって?それは塩辛屋の親父だろう」。

「ツーッと入るね。お代わり。2杯も3杯も同じだ。しっかり注げよ。オットット・・・表面張力で盛り上がった、口からお迎えだ。酔うと春めいてくるな」。

したたかに酔ってしまった文治。

いえ、親父。

「お寝なさい」、

「御寝なさいとは何事だ」、

「息子が帰ってきますから」、

「大丈夫だよ。一升瓶をここに持ってきなさい。早く。これっぱかしの酒残してどうするんだ」

酔いに任せて飲み続ける親父。

「飲んでるそばで監視するような目で・・・イヤな目だな。衛生に良くないから、脱いだら下駄箱に仕舞っておく顔だ」。

ホントに酔ってしまった文治、いえ親父。


 「貴方、帰ってきたわよ」、

「帰ってくるよ。自分の家だから」、

「早く片して」、

「みんな持って行け。大丈夫だ湯飲みは。酒が入っているなんて思わない」。

 「た・だ・い・ま・戻りました」息子もろれつが回らないほど酔っていた。

「お父さんが言われた麹町に行って来ました。旦那が戻ってきて『イッパイやろう』と言うので、親父と禁酒をしているので断ると『男同士胸襟を開いて飲もう』と言われましたが、禁酒しているとさらに断ると『出入りを止めても良いか』と言うので、私は怒ってしまいました、『たとえ止められても、親父と男と男の約束、飲む訳には行きません』、『さすが、頑固な親父の息子、その意気が良い。その意気の良いところで、一杯やりなさい』と言うので、2人で2升空けてしまいました。お父っつぁん、お酒って止められないものですね」、

「バカ者!なぜ、そんなに酒を飲みたがる。

(ろれつがもう回らない。体の自由も利かない)

こ奴は酒を飲んでいるから顔が七つにも八つにも見える。

こんな化け物みたいな倅に、この身代は渡せません」、


「お父っつぁん、私だって、こんなにグルグル回る家なんてもらったってしょうがない」。

  

 

         

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