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立川談志の噺、「鈴ヶ森」

2014年10月13日 | 落語・民話

立川談志の噺、「鈴ヶ森」(すずがもり) 別名「白井権八」より
 

 東海道は神奈川宿に桜茶屋という旅籠があった。

その宿先の床几(しょうぎ)に二十(はたち)位の、宿の女中も騒ぐほど、ナリも良く男っぷりもイイ大人然とした旅人が腰掛けていた。

通りを挟んで雲助がとぐろを巻いて巣くっていたが、仕事が無くて困るとか客が拾えない、とか愚痴を言っている。

親方がそれなら向かいの武士を拾いなと言うと二本差しているからやだという。

ナリが出来すぎているから、あれは役者が変装しているので恐くない。

で、駕籠を勧めに行った。

 親方が言ったように勧めた。

駕籠も馬もことわれたので車にしますかというと乗ると言う。

そんな物は無いから大八車にくくる、と言うと武士は怒った。

しかし、親方が言ったように人を助けるのが武士でしょうから助けて下さい。

因州因幡35万石松平相模守の家来1500石の拙者に向かって、川原乞食に例えるとは無礼千万と言うが早いか刀を抜いた。

役者の竹光では無いので、驚いた雲助、逃げ帰ってきた。

 そこに親方が出て行って、乗り物を勧めに来たのでは無い、刀を抜いて雲助一人殺めたらどうなるのか知ってるか。

知っているなら何処からでも良い、切れ、とすごまれた。武士らしく通りたいのなら武士らしく通ったら良いだろう。と言うので、刀を納め、座興じゃといい2分置いて出掛けてしまった。

 宿の2階から一部始終を見ていた、三十五六の苦み走った江戸前の男が、子分の権兵衛を呼んで、俺も役者だと思っていたが、刀の抜き具合を見ると本物の武士で、それも腕が立つと見た。

今夜はそろそろ暗くなり、鈴ヶ森にかかると山賊が出ると言うから、今晩はこの宿に泊まって翌日一緒に江戸に入ろうと、誘いの言葉を伝えた。
 追いついて言葉を掛けた。

「花川戸で人入れ家業をしている(幡随院)長兵衛の子分で権兵衛と言います。これから行くと鈴ヶ森で災難に遭われてもいけませんので、今宵は桜茶屋で一泊し明日ご一緒出来ればと申しております」、

「西国筋まで名の知れた長兵衛殿のお誘いはかたじけ無いが、聞く前だったら戻ったが、武士として庶民が難儀するのを少しでも救うために戻るわけにはいかない」。

 親方に戻って話をすると、もう一度行ってこいという。

「暮れ六つで船は出ないから、どんな方法で向に渡るのか。また、渡れなかったときはここでは無く何処に宿をとるのか見てこい」

と、言いつかって出掛けた。

 土手に来ると船は終わって、船頭は酒を飲み始めていた。

そこに「船を出せ~、船を出せ~~」、「代官所から、暮れ六つから明け六つまでは船が出せない。明日来い。乗せてやるから」、

その規則を知らなかったが、親分の言うことを聞いて泊まれば良かったと思ったが遅かった。

少し考えていたが、土手に戻って、同じように叫んだ。

「因州因幡35万石松平相模守の早飛脚だ。船を出せ~」、

これには船頭も驚いて、嫌々船をよこした。

その紙に殿様の名前を書いてくれと言われたが、そんな事は言っていない。

ここまで来てしまったからと、1分をポンと置いて行ってしまった。
 頭の良い奴だ。

鈴ヶ森でどうなるか見たいと、子分みんなを引き連れて、早駕籠で土手に来て、金で六郷を渡った。

 権八、鈴ヶ森に近づくと、殺気を感じた。

処刑場の獄門台に生首が並んでいた。

「これが殺気を呼んだのか」。

南無阿弥陀仏と菩提を弔もらっていたが、3年後、吉原の二代目高尾お抱えの三浦屋で、花魁小紫に迷って、刃傷沙汰を起こし、同じ台に首を並べるという事は知るよしも無かった。

 山賊がたむろしている所に入って行って、たばこの火を借り、そのまま通り過ぎた。

驚いたのは山賊、怖がって近づかないのに、平気なのは天狗だと言い、違うという者も居た。

後を追いかけて、天狗で無ければ切って獲物を奪おうと話が決まった。

追いかけていって白刃の戦いになったが、妖刀のせいか、山賊が吸い寄せられるように切り刻まれていった。

 因州因幡の浪人、白井権八がたき火の火を背中に浮かび上がっていた。

そこに13挺の駕籠が着いて、長兵衛が出てきて「お若け~の、お待ちなせ~」と、お馴染み鈴ヶ森の対面にかかります。

 

  

 

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