【軍事ワールド】
泥縄式「韓国の軍備」の限界…欠陥だらけの潜水艦、新型対潜ヘリはソナー落下、中古の中古機を押しつけられ
不祥事が相次ぐ韓国海軍でまたも問題が噴出している。新型潜水艦は欠陥だらけで、その欠陥を軍の将官が隠蔽(いんぺい)。さらに対潜ヘリは高価な探知機(ソナー)を次々と海に落として紛失し、新型対潜機の選定も迷走している。北朝鮮が潜水艦発射ミサイルの試験発射に成功したとの報道もある中、政府の不手際に国民の不信が募っている。(岡田敏彦)
欠陥潜水艦でついに逮捕者
聯合ニュース(電子版)によると、韓国の防衛事業不正合同捜査団などは6月3日、導入を進めている新型潜水艦「孫元一」級3隻について、海軍の評価テストの過程で動力の燃料電池が100回以上も止まる故障を起こしたにもかかわらず、これを隠して「合格」の試運転報告書を作成したとして、予備役の海軍大佐(57)を拘束。関与した軍人ら2人も拘束した。
理由について現地メディアは「潜水艦を納入した現代重工業が延滞賠償金の支払いを惜しんだため」などと報道。海軍への納入試験に合格しなかった場合、現代重工業は1日約6億ウォン(約6600万円)の延滞賠償金を支払わなければならない契約があり、テスト係の大佐に何が何でも合格させるよう依頼した可能性を示唆している。
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