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古今亭志ん生の噺、「泣き塩」

2015年04月25日 | 落語・民話

 古今亭志ん生 の噺、「泣き塩 」(なきしお)によると。
 

 武士を往来で呼び止めて、この赤紙付きの手紙を読んでくれと娘がお願いをした。親は病気だったがこの手紙が来たので心配でたまらないのだが、字が読めないので、読んで欲しいと懇願した。武士は「残念である。手遅れである」。娘は落胆して言葉が出ない。「クヤシイ。無念だ。あきらめろ」と追い打ち。

 それを見ていた外野の二人は、一つ屋敷で奉公していたが、別れられない仲になって、泣いているのだろうと、勝手に判断していた。
 そこに「え~~、焼き塩ォ~~」と天秤を担いだお爺さんが焼き塩を売りに来た。泣いている二人を見た焼き塩屋は、ただごとではないと思い、無分別なことはしないで私の家に来て心落ち着けなさいと諭した。爺さんももらい泣きをして、三人は路上で泣いていた。
 「残念だ」、「どうしたらいいんでしょう」。

 そこに「お花ぼう」と声を掛けながら、三人の中に入ってきた。「兄さん。田舎から手紙が来たが、読めないのでお武家様に読んでもらったら、『もうだめだ。手遅れだ』と言うので、困っているが、どうしたらいいんでしょうね」。武家から手紙を受け取り、中を確かめると、内容は全く逆で「お袋さんは全快して、お花の許嫁の茂助さんが奉公も終わって店を出すことになった。その為、婚礼を挙げるので早く国に帰ってこい」と言う文面であった。お花は喜んでかけて帰っていった。
 「お武家さん、どうして泣いているのですか」、「残念だ。手遅れだ」、「そんなこと言うからお花ぼうは目を泣きはらしているじゃないか」、「手紙で泣いたのではなく、若き時から武芸はしっかり習得したが、学問はとんとやらなかった。その罰で今、手紙も読めない事を悔やんで『残念だ。手遅れだ』と自分に泣いていた」。
 分からないのは塩屋の爺さんが何で泣いているんだ。「若い二人が不憫でならず、何か手助けをしようと中に入ったが、涙もろくて私も泣いてしまった。私の商売がそうなんです」。天秤を肩に掛けて、
 「泣ァき(焼き)塩ォ~~」。

 

 

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