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柳家三三の噺、「橋場の雪」

2014年10月13日 | 落語・民話

柳家三三の噺、「橋場の雪」(はしばのゆき)


 

 商家の奥の離れに若旦那がいます。 こっそりと幇間の一八が忍んで来て、今日は瀬川花魁と会う約束だったじゃあないか、向島の料亭植半で瀬川が待っている、と言ます。瀬川は、吉原で全盛の花魁。

 女房のお花に内緒で抜け出した若旦那、瀬川の片えくぼのことなど考えている内に、吾妻橋を渡りそこね、通り過ぎて、橋場の渡しの所まで来てしまいました。 
ちょうどその時、渡し舟が出たばかりで、土手の上の吹きざらし、寒いと思ったら、雪が降り出し、あたり一面真っ白。 
 なのに自分だけ雪がかからないので、ふと見ると傘を差しかけてくれていたのが、お湯の帰りだという女中連れの三十に手がとどきそうな、い~い女。三年前に亡くなったその亭主に、若旦那がよく似ている、近くなのでお茶でも差し上げたい、と言う。丁度そこへ、渡し舟が戻って来てしまい、淡い浮気心もこれまで。

 向島の料亭では、花魁はつい今しがた廓に戻ったという。なんだ、と帰ろうとすると、渡し舟はあるが船頭がいません。 
そこへ小僧の定吉が傘と足駄を持って迎えに来て、対岸の二階で先ほどの女が手招きしているのを目敏く見つけます。

 定吉は親父が深川の船頭だったから、渡し舟ぐらい漕げるという。
若旦那は船を漕いではいけません。石垣の間に蝙蝠傘を挟んだり船を三べん回すことになるから、いけないという。 
 定吉に駄賃を一円、漕ぎ返すのにもう一円やって、女の家へ寄る事にします。 
「一献召し上がって」、「じゃあ一杯だけ」。差しつ差されつやっているうちに、外の雪は激しくなった。頭が痛くなって、次の間にとってあった布団に横になった。
 長襦袢になった女が、布団の隅の方にだけと入ってきた・・・、「あなたァ~」、

 「あなた、あなた」と女房のお花に起されると、離れの炬燵の中で、夢を見ていた。 夢の話をしないばっかりに奉行所に行ったり、天狗に縛られるのもイヤだから、話すと・・・、
 話を聞いて女房は泣き、若旦那は笑い、それを聞いた親父は怒る始末。 

 さっき駄賃を二円やったじゃあないかと言われて、釈然とせずに若旦那の肩を叩いていた定吉が、居眠りを始めます。
 焼餅焼きのお花は親父を呼びに行き、「若旦那が橋場に出かける何よりの証拠」、と襖(ふすま)を開けると、若旦那は炬燵で居眠り、それを見た親父は「息子は何処にも行かず、部屋にいるじゃないか」、
「いいえ、定吉がまた舟を漕いでおります」。

 

  

 

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