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古今亭志ん朝の噺、「甲府ぃ~」

2015年03月02日 | 落語・民話

古今亭志ん朝の噺、「甲府ぃ~」(こうふぃ~)によると。
 

 「ひもじさと寒さと恋と比ぶれば恥ずかしながらひもじさが先」と言いますが、空腹時には人間どうしよも無いようです。
 豆腐屋の店先でおからを無断でつまみ食いしている青年がいた。聞くと、「甲府から身延山に出て一人前になれるように願掛けして、東京・浅草に着いた。大変賑わっていた仲見世で走ってきた男に突き当たられて、気が付くと財布が無かった。一晩野宿して腹を空かせて、この店先に着くと、美味そうな湯気を出しているおからを見て前後が分からなくなって盗んで食べてしまった」。
 「腹が空いていては仕方が無い。ところで。身延と言っていたが、宗旨は法華かい?。我が家も法華の塊のような豆腐屋だ。お祖師様の引き合わせだ、中に入って食事をしなさい。そうか、婆さんにも挨拶をするか」、「オハチにお目に掛かります」。

 店先は大繁盛。

 家族の飯まで平らげて元気が出たが、行く先も無いので葭町(よしちょう)の口入れ屋の千束屋(ちづかや)さんに行こうと思っていた。それだったら、この豆腐屋で働いてみないかと優しい言葉。先程叩かれた金公はのれん分けするので働き手が欲しかった。丁度良い所に来たので、先ずは売り子から初めてもらう。で、心底お願いして働かせてもらうことに。
 天秤を担いで豆腐を売って歩くのだが、売り声が他と違って、ゴマが沢山入ったがんもどきが看板だから「トーフイ~、ゴマ入~り、がんもどき」とやるんだ。豆腐屋は朝は早いし、夜だってそんなに早く寝られない。その上、冬は身が切れるような冷たい水に手を突っ込まなくてはならない、それでも我慢が出来るかい。「出来ます」と力強く返事して、採用決定。
 給金は安いが、働きがいがあるようにと分(ぶ)を付けてくれた。

 23才で、名前を善吉、旦那は「善公、善公」と言って可愛がった。またそれ以上に善吉も嫌な顔もせず、働いた。ドンブリには1銭玉が入っていて、子供などが泣いていると1銭玉をあげてあやし、長屋では井戸の水汲みを手伝ったりした。人気が上がるのは当然で、善吉豆腐と新しい名前が付いて贔屓にされた。

 

        

 

    

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