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古今亭志ん朝の噺、「狸賽」

2015年03月07日 | 落語・民話

古今亭志ん朝の噺、「狸賽」 (たぬさい)によると。

 

 昼間助けてもらった狸の子が、恩返しをするように親狸に言われたと訪ねて来た。「気持ちだけで十分だから帰れ」、というと、「恩を受けて返さないと人間みたいだと仲間内から爪弾きされるから置いてくれ」と懇願。「小僧が来たら何でも仕事させられるが子狸じゃ~な」、「何にでも化けられます。お金だったら容易いことです。こっちを見たら親方を消さなくてはならない。目をつむって三つ数えてください」、三つ数えると札があった、「一畳敷きもあるお札なんてだめだ、もっと小さくなれ。座布団の大きさでもだめだ、もっと小さく」と指示して本物の大きさにはなったが、裏に毛が生えていた。それも取れて立派なお札になったが、ノミが飛び出した。

 それでは に化けてくれと言うと、そっくりなが出来上がった。転がすとピンばかりが出る。「ピンはへその穴だから仰向けに寝てれば良い」、無精をしてはいけないと注意すると今度は二ばかり、目玉で立って上を向いていれば良い。二や三は斜に並んでいるから顔を傾けろ。と言うことで、このを懐に出かけた。

 賭場に行って、今日は金があるから胴を取らせろと言い、を検分されると、転がらずに畳の上をずっていった。大声を上げて怒ると転がったがどこまでも転がって行った。「捕まえてくれ」。

  狸の賽で勝負が始まった。「ピンが無いから総取りになるよ。ピンだよ、仰向けだよ、へその穴だよ。さーこい。勝負。ほーら、ピンだ」、「さあさ今度は大きいのに張ってもだめだよ。二が空いているから二が出れば総取りだね。さー頼むよ二だよ、二だからね。目の玉、斜になって。勝負」とまた勝つ。「今度は三に来たな、一、二と来たから今度は三か。そうとは限らないぞ」、「ちょっと待った。お前がさっきから言う目が出ている、金が掛かっているんだ、黙ってやれ。みんな気になってんだ」、「え!偶然でしょ。数は言わないが言葉なら良いだろ」、「それなら良い」、「加賀様だよ、梅鉢 だ、梅鉢だよ、天神さん梅鉢だ、天神さん だよ。勝負」。

 開けてみると、狸が冠被って勺持って天神さんの格好で立っていた。

 

 

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