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瘤掴み様

2014年12月17日 | 落語・民話

 

瘤掴み様


むかし、六部の老人が諸国を巡り歩くうちに、この瘤掴み様の祀ってあるあたりに住みつきました。
 この老人は身よりもなく、病気になり、なおる見込みもないようすになったとき、近所の人に言いました。
 「俺はもう間もなく死んで行くが、せめて乳を一口飲んでから死にたい」
 その頃には、牛乳のあるはずはなく、人の乳のことです。
 この話を聞いた1人の女が、かわいそうに思って、「私が乳を上げましょう」と言って乳を与えました。
 病み疲れた老人に乳を与えた親切、真心に、この六部は涙を流し、「俺は、決して乳が飲みたくて言ったのではない。こうした親切がほしかったのだ」
 さらに言葉を続け、
 「ながい間人々の菩提をとむらい、人々の幸せを祈ってきたが、ここに命がつきるとき、人の真心にふれることが出来、ほんとにうれしい」
 「俺が死んでから、俺の墓にまいってくれるなら、ひとびとの肌に出来た、いぼや瘤は取って上げよう」
と言いおわると、間もなく息が絶えました。
 その後、誰言うともなく「あの墓へお参りすると瘤がなおった」と言うようになり、のちにみんなで小さいお堂を作って、瘤掴み様と敬い、お参りする人がふえたといいます。

 

 

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