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三遊亭円生の噺、「おさん茂兵衛」

2014年10月21日 | 落語・民話

 六代目三遊亭円生の噺、「おさん茂兵衛」(おさんもへい)によると。
 

 深川やぐら下は花柳界でも非常に勢いがあった。そこから縮緬浴衣の揃いを深川仲町呉服屋中島屋惣兵衛に注文があった。当時の産地は桐生だったので、女嫌いで堅物の二十五、六になる手代茂兵衛に30両持たせて使いに出した。

 江戸を発って3日目に上尾の宿に入った。中食に一膳飯屋に入ったが、中で働く二十一、二になる女性で、頭は櫛巻き化粧もなかったが実にイイ女であった。茂兵衛さんその女性が気になって発ち去る事が出来なかった。地元の三婦(さぶ)親分の事を小耳に挟み、その親分のところに頼みに行った。
 女嫌いの茂兵衛なのだが、生まれて初めて素敵な人だと思った。だから半刻(はんとき=1時間)でいいのでお茶を酌み交わしたいので、こちらで会わせて貰えないかと懇願した。
 その女性は品川で芸者をしていて、ここの祭りに来たが三婦親分の子分で金五郎がどうしてもと言って、親分に仲に入ってもらって夫婦になった。
金五郎は質(たち)の悪い奴だし、子分の女房を紹介したとなると示しが付かないので、諦めろと言う。
 諦めきれず、裏に回って井戸に飛び込もうとして、親分に止められ、祭りでアイツも金が必要だから、この30両は預かるので、ここに泊まっていけという事になった。

 金五郎は女房おさんに質屋に2~3日行って金を作ってくれと、言っているところに親分が来て、「半刻話をしてやって、命を助けてやったら30両の金が入る」やってくれるか。金五郎は乗り気だが、おさんは嫌がった。「出来れば2~3日泊まって全財産巻き上げてこい」とまで言われた。
女房を売ってまで、金をほしがる亭主に呆れるばかりであったが、親分に言い含められて出かけてきた。

 亭主・金五郎は金さえ入れば女房さえ切り刻むのと比べ、茂兵衛は「あのお金はご主人のもので、私は思いが遂げられたら死ぬ覚悟です。」と言われ、心が”雪と炭”程違うのに気付いた。道ならぬ事ではあるが、茂兵衛と一緒にいて、どうか3日でもいいから添い遂げたいと、おさんの心がここでがらりと変わった。手に手を取って逐電するという、おさん茂兵衛の馴れ初めです。
 

 

  

 

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