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まさにセレンディピティ。偶然から生み出された10の発明

2015年04月05日 | ニュース

まさにセレンディピティ。偶然から生み出された10の発明

 「セレンディピティ(Serendipity)」という言葉がある。これは、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力や才能を指す言葉である。たまたま何かを発見したという「現象」ではなく、そこから何かを発見する「能力」のことである。

 科学分野においても、例え当初の目的の実験は失敗しても、そこからひらめきを得て、まったく別の価値あるものを発見することがある。偶然の産物を得ることができるのは、柔軟な思想と、つねに前向きな好奇心、発想の転換などが必要であり、まさにセレンディピティを持った科学者であろう。

 論理的思考で導き出す回答には限界がある。時には偶然の発見が必要なのだ。

 ここでは、この世に登場するために偶然を必要とした10の発明を見ていこう。

10. LSDのサイケ効果

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  リゼルグ酸ジエチルアミド、すなわちLSD自体は偶然発明されたものではない。偶然の発見はそのサイケ効果だ。

 1929年当時、スイスの科学者アルバート・ホフマンは、薬用植物の有効成分の分離や化学合成をする研究計画を進めていた。LSD-25という化合物を合成したが、当初はそれほど興味を引くものではなかった。5年後、再度この化合物を調査するため合成を実施したとき、「奇妙な感覚で作業が中断した」とホフマンは述べている。図らずも化合物を吸入したのだろう。帰宅し、横になっていると、「万華鏡のような強烈な色彩」を伴う「幻想的な映像」を見た。こうして最強のサイケドラッグが誕生した。


9. コーンフレーク

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 アメリカ人の最も愛するシリアルが実は偶然の産物であったなど知る由もないだろう。発端はウィル・キース・ケロッグが医学博士の兄の許で研究助手や患者の食事の調理を受け持つようになったことだった。

 ある日、誤ってパン生地の主要な原料である茹でた小麦をほったらかしにして外で座りこけていた。数時間後に戻ってみると、小麦がフレーク状になっていた。興味を惹かれたケロッグがフレークのパン生地を焼いてみると、カリカリのスナックが出来上がった。患者たちに食べてもらうと好評で、ケロッグはこれを大量生産しようと思い立つ。現在のケロッグ社はこうして産声を上げた。


8. ダイナマイト

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 爆発物の研究は陽気な人間には向かない。スウェーデンの科学者アルフレッド・ノーベルはこのいばらの道を歩むことにした。爆発性の液体ニトログリセリンを安定させる試みの中で、ノーベルは数度の悲惨な事故を経験している。そして、安定化のヒントを発見したのも事故だったといわれている。

 ニトログリセリンの輸送中、ノーベルは容器の1つが壊れて、中身が漏れていることに気がついた。そして、容器の周りに詰められた珪藻土がニトログリセリンをうまい具合に吸収していることを発見する。この発見を基に、爆発力を落とさず、珪藻土と混ぜ合わせる割合を考案し、1867年にダイナマイトという発明で特許を取得した。しかし、ノーベルは自身の発明がもたらした破壊に心身を消耗させるようになる。こうしてノーベル賞設立へとつながる遺言を残すことになった。


7. サッカリン

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 人工甘味料は甘党には一番の発明かもしれない。実は、最初の人工甘味料サッカリンも偶然発明されたものなのだ。1897年、ジョンズ・ホプキンス大学のコンスタンチン・ファールバーグは、アイラ・レムセンの研究室で他の化学物質を合成中に偶然サッカリンを発見した。しかし、図らずもこれを手に付着させたまま帰宅する。

 自宅で食事をしていると、パンがやたらと甘いことに気がついた。こうして実験中に作った物質に思い至るのである。この後、たった1人で実験を続け無事特許を取得するが、これにレムセンは激怒する。レムセンも物質の作成に関わっていたからだ。数年後、サッカリンはゼロカロリーの甘味料として様々な食品で使用されるようになった。


6. 電子レンジ

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 非常に便利な器具だが、これもまた偶然の産物だ。残り物をさっと温められるこの器具は、パーシー・スペンサーが電磁管を検査している最中に発見された。第二次世界大戦中の著名な科学者としてレイセオン社を訪問していたスペンサーは、電磁管の前で何かが妙であることに気がついた。彼の気を引いたのは、ポケットの中身だった。そこに忍ばせておいたキャンディーが溶けていたのだ。幸いなことにスペンサーは溶けていなかった。おかげで1945年に電子レンジが世に登場することになった。


5. バイアグラ

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 副作用というと、何か悪いものを想像するが、たまには大発見につながることもある。ファイザー製薬のサイモン・キャンベルとデビッド・ロバーツは、高血圧や心臓病の治療薬として薬を開発すると、80年代後半に人体での治験にまでこぎつけた。しかし、UK-92480と呼ばれていた開発中の薬品を患者に投与しても、期待していた効果は得られなかった。代わりに、予想もしない副作用があった。

 複数の患者から男性の部位の猛りが収まらないという報告がなされたのだ。こうして、当初予定していた高血圧や心臓病の治療薬ではなく、男性機能障害の治療薬として開発の舵が切られた。治験も無事終了し、バイアグラとして1998年に米食品医薬品局から認可が下りた。


4. ペースメーカー

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 ウィルソン・グレートバッチは電気回路に飽くことのない関心を抱いた人物で、心ブロックを直す自然な方法について画期的なアイデアを持つに至った。心ブロックとは、心臓が周囲の神経から血液を送り出すための信号を受け取らなくなる症状だ。この症状の治療を目指していたわけではない彼が大発見をした瞬間は、コーネル大学で心音を記録する発信器を開発していたときだ。

 1958年、彼は間違ったトランジスターを手に取り、装置に組み込んでしまう。すぐ間違いに気がついたが、その結果には興味を惹かれた。スイッチを入れてみると、耳慣れたリズムが聞こえてくる…心臓の鼓動に類似したパターンだ。そして、動物実験を経て人間で試されたのは、1960年のことだ。


3. マジックテープ

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 マジックテープと犬の毛皮とオナモミの共通点は? それは犬の散歩から帰ってきた電気技師ジョルジュ・デ・メストラルの頭に閃いたものだ。家の中に入ると、犬にオナモミがくっ付いていた。そこで、これを顕微鏡で観察してみることにした。すると、オナモミには無数のフックがびっしりと並んでおり、簡単に犬の毛の輪にひっつくようになっている。これを基に別の素材でフックと輪が並んだ製品の開発に着手する。

 完成したのは1955年のことで、今日でも日常のいたるところで使われている。なお、宇宙飛行士が無重力下で物を置いたり、チェスで遊んだりする際など、NASAのミッションには多くのマジックテープが使われている。このため、NASAが開発したものだという噂があるが、あくまで噂だ。


2. ペニシリン

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 偶然の産物を語る際に、最も重要な発明品を忘れるわけにはいかない。ペニシリンの発見だ。1928年、細菌学者アレクサンダー・フレミングが2週間の休暇から戻ると、ペトリ皿の1つに不思議なカビが集まっていることに気がついた。奇妙なことに、このカビが生えている場所では細菌が成長していないのだ。これは不要な細菌の発生を抑えることができる可能性を示していた。しかし、これを単離し、分析する作業は困難を極めた。

 このペニシリンの偶然の発見が再度スポットライトを浴びるようになったのは、その13年後、ハワード・フローリー、ノーマン・ヒートレイ、アンドリュー・モイヤーがカビを成長の早い種へ切り替えたときだ。これによって、治験で使えるだけの量を生産できるようになった。そして、世界中で大勢の命を救うことになる。


1. 麻酔

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 これがなければ手術は拷問だ。その本当の発見については諸説あるが、開発に貢献した人たちは偶然からインスピレーションを受けている。エーテルや一酸化二窒素(笑気ガス)が痛みを遮断することに気がついたのは、クロフォード・ロング、ウィリアム・モートン、チャールズ・ジャクソン、ホーレス・ウェルズだ。

 1800年代にはこのガスを吸い込む遊びが軽く流行していた。この遊びを目撃したことが、発明者が痛覚への影響に気がつく切っ掛けとなった。例えば、臨床の場では、1844年にホーレス・ウェルズが笑気ガスの影響下にある足に怪我を負った患者を診察している。この男性は足から出血しているのに、痛みを感じないと語っていた。この発見以降、ウェルズは抜歯の際の麻酔としてガスを使っている。こうして医療の現場へ広まって行った。

via:geniusstuff・原文翻訳:hiroching

●セレンディピティの語源
「セレンディピティ(serendipity)」という言葉は、『セレンディップの3人の王子』という童話にちなんで、イギリスの政治家・小説家のホレス・ウォルボールが1754年に生み出した造語だそうだ。童話の主人公に、このような発見の能力があったことに由来している。ウォルポールは友人に宛てた書簡に、自分の発見について説明するときにこの言葉を使ったのが最初だと言われている。

この私の発見は、私に言わせればまさに「セレンディピティ」です。このセレンディピティという言葉は、とても表現力に満ちた言葉です。この言葉を理解していただくには、へたに語の定義などするよりも、その物語を引用したほうがずっとよいでしょう。かつて私は『セレンディップの3人の王子』という童話を読んだことがあるのですが、そのお話において、王子たちは旅の途中、いつも意外な出来事と遭遇し、彼らの聡明さによって、彼らがもともと探していなかった何かを発見するのです。たとえば、王子の一人は、自分が進んでいる道を少し前に片目のロバが歩いていたことを発見します。なぜ分かったかというと、道の左側の草だけが食べられていたためなのです。さあ、これで「セレンディピティ」がどのようなものか理解していただけたでしょう?
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