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三遊亭金馬の噺、「茶の湯」

2015年02月12日 | 落語・民話

三遊亭金馬の噺、「茶の湯」によると。
 

  息子に身代を譲って、隠居所を探していたら茶道具一式と、孫店(まごだな)付きの長屋が付属した、住まいが見つかった。
賑やかな蔵前からここ根岸の里に丁稚の定吉を連れて移ってきた。
近所は琴や生花、盆栽を楽しむ風流人ばかりで、自分たちも何かをやってみたかった。

 幸い茶道具があったので風流な茶の湯を始める事にした。
知らない事を忘れたと言ったが、緑の粉が何だか分からない。
定吉は”青黄粉”を抹茶と思って買ってきたが、元より知らない事、点ててみたけれど泡が出ない。
泡が出る元が無いからと茶釜に、”椋(ムク)の皮”をほおり込んだ。
ぶくぶくとモノの見事に溢れるほど泡が立った。
 おっかなびっくり飲んでみたが・・・、飲めたモノではない。
が、「風流だな~」。
4~5日もやると体調を崩しってしまった。
隠居は夜通し16度もトイレ通い。
定吉は1回だけ、若いと違うと感心すると「入ったきり出て来れなかった」。
「体がふわ~っとして風流だな~」。
これでは駄目だと、孫店の3人に招待状を出した。

 長屋の豆腐屋さん、物知りで通っていたが知らないので大騒動。
恥をかくくらいなら店をたたんで引っ越す事にして、
頭(かしら)の所に挨拶に行くと引越の最中。
やはり恥かくぐらいなら、引っ越しするという。
手習いのお師匠さんなら解るだろうと二人で行くと、やはり引越の真っ最中。
「 飲みようなら」と逃げたが、「その上ご流儀はと聞かれたら大変だから・・・」、と逃げるが、頭は「その時はこの拳固で」。
と言う事で、3人は出掛けた。

 知らない者同士の茶の湯、がぶりと飲んではみたものの、飲める代物ではない。
あわてて、口直しの羊羹を口の中に。
 これに味を占めた隠居は近所の人まで茶の湯でもてなした。
茶は不味いが羊羹は美味いと、羊羹泥棒が始まった。
金がかかるので菓子を手作りした。
皮をむきサツマイモを蒸かしてスリコギであたり、蜜を混ぜて、型には黒い灯し油を付けて型抜きし、”利休饅頭”と名を付けて出した。 
まことに美味そうに見えたがが、不味い!
 客は激減して来訪者はいなくなった。

 ある時、蔵前時代の来訪者があって、何も知らないので茶を教えてほしいと所望があった。
「でわ!」っと、いつもより多めの青黄粉と椋の皮を入れて出した。
知らずに口に含むと、飲めるものではない。
慌てて利休饅頭を二つも取り上げほおばったが、食べられず、袂(たもと)に入れた饅頭からは黒い油がにじみ出した。
我慢が出来ず、「お手洗いを拝借」と席を立って逃げ出した。
どこか捨てるところと探したが、庭は掃き清められて捨てられない。
前を見ると垣根の向こうに畑があった。
ここなら良いだろうと投げると、その饅頭が運悪く畑仕事をしているお百姓さんの顔に当たってしまった。
 お百姓さんそれを取り上げ、「また、茶の湯やってるな」。

 

 

 

  

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