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八代目桂文楽の噺、「穴泥」

2015年05月30日 | 落語・民話

八代目桂文楽の噺、「穴泥」によると。
 

 『油断せぬ、心の花は暮れに咲く』。

うまいことが言ってございます。

人間てぇものは普段が肝心だってぇ事を言いますがそれに相違ございません。

  暮れも押し詰まって、金の算段に出かけたが手ぶらで亭主が帰ってきた。

たった3両が出来ないのかと、女房にさんざん毒づかれ喧嘩して飛び出してきたが、その算段は出来る訳はない。

あてもなく歩いていると立派な蔵が有る商家の庭先に出た。

奉公人達がそろって遊びに出かけたが、裏木戸がバタンバタンしているので、教えてあげようと庭先に入り、部屋うちを覗くと宴会の後と見えて料理が沢山残っていた。

「こんにちは」と言いながら上がり込んで、冷や酒や残りの料理に手を付け始めた。

朝から何も食べていなかったので、気持ちよく食べ飲んだ。

ここで、この家の人に見つかったらなんて言おうかとか、やな女だが嫁に来たてはいい女であったとか一人酒をしているまに酔ってしまった。

 やっと一人歩きができる程の子供が顔を見せた。

あやしながら後ずさりをしていると、踏み板がずれていたので、穴蔵に落ちてしまった。

「だれだ~、俺を突き落としたのは、何を盗んだ~」、大きな声でわめいていたので主人が出てきて、事の一件を悟って、泥棒だからと頭 (かしら)を呼びに行かせる。

あいにく頭は出かけて居ず、留守番の”平公”が駆けつけてくれた。

 あっしの背中はこっちが上り龍でこっちが下り龍、泥棒なんか怖くはないし、ふんじばって叩き出しちゃう。

頼もしそうな平公ではある。

子供のお祝いの日だから縄付きは出したくない。

お前さんが中に入って泥棒を抱き上げて欲しい。

平公「えぇ? まだ、中に居るんですかぃ。
(泥棒に向かって)これから降りていくからな」

泥棒「降りて来い。ふくろっぱり(ふくろはぎ)を食い千切るからな」

平公「旦那、ここは柔らかいから・・・」、

上り龍も下り龍も見かけに寄らず、からっきし意気地が無かった。

旦那「1両やるから、降りてくれ」

「金なんか関係ないが、降りていくぞ」

「降りてきて見ろ、股の間にゲンコツで急所を突き上げるからな」

「旦那、ああ言ってますよ」怖じ気づく平公。益々泥棒君のペースに。

「それでは、2両だすから」

「金の問題ではないが、これから降りて行くからな」

「降りて来てみろ。両足をピーッと引っ裂いちゃうから」

「旦那、あんな事言っていますよ」

「それでは、3両あげましょう。それで降りておくれ」

「旦那が、3両下さるのだ、今降りるからな」

「なにぃ~、3両! それなら俺の方から上がって行く」。

 

 

 

 

 

     

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