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夕立屋

2014年08月27日 | 落語・民話

夕立屋


 ある道具屋の主人が、ぶつぶつ言いながら店先のほこりをたたいていました。
「毎日毎日、こう日照り(ひでり→雨が何日もふらないこと)が続いては、風の吹くたびに大事な売り物にほこりがかかってかなわんわ」
 するとちょうどそこヘ、水売りがやって来ました。
「夕立(ゆうだち→夕方、急に曇って来て激しく降る大粒の雨)ー。夕立ー」
 これはちょうどよいと、主人は水売りを呼び止めました。
「おい、夕立屋」
「へえ、これはご主人。いつもごひいき、ありがとうございます」
「そっちのかどから、こっちのかどまで、たっぷりと降らせてくれ。いくらだ?」
「えーと。それなら五十文(→千五百円ほど)に、おまけいたします」
「そうか。まけろとはいわんから、たっぷり降らせてくれ」
「へえ、かしこまりました」
 その時、娘が出てきて言いました。
「わたしにも、三文(九十円ほど)ほどくださいな」
「へえ、おじょうさま。しかし三文ばかりの夕立。なんになされます」
 すると娘は、きれいに花を咲かせた小さな鉢(はち)をさし出して言いました。
「この桜草(さくらそう→多年草のかわいい植物)にやります」

♪ちゃんちゃん


  

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