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春風亭小朝の噺、金子成人作「元禄女太陽伝」

2014年10月30日 | 落語・民話

春風亭小朝の噺、金子成人作「元禄女太陽伝」(げんろく_おんなたいようでん)によると。
 

 名前をお熊、上州高崎の在、5人兄弟の末っ子、家が貧乏なで口減らしの為、高崎の宿に奉公に出されていた。
江戸からの風聞によれば、吉原と言う所があって、おもしろおかしく暮らせて、着るもの食べるものに不自由しないと聞き取った。
お熊さん転職を考え、どうしても吉原に行きたくなった。
当時は直接行けないので、女衒(ぜげん)に頼んだが、女衒も手を引きたいようなお熊さんだった。
炊事洗濯何でも出来るし、その間にお女郎さんをやらせてくれればいい、その上給金無しで良いとの提示で渋々吉原へ。

 吉原の伏見一丁目栄澄楼の主人が喜んで引き取った。
左右が繋がった眉を真ん中で分断、名前を小春と付けて見世に出て2年。
頃は元禄の15年12月。

 3人の男が大門に向かって歩いていた。
若侍が「男に生まれているので、これ以上男にならなくても良い」と、気が進まないのを2人が説き伏せて、これも討ち入りの稽古だという。
「本所松坂町にも頑強な門があり、ここ吉原でも大門を入らなくてはならない。
対する女性を組臥して初めて男でござる」、何か丸め込まれたようだ。
侍では困るので、幼少松之丞(まつのじょう)様と言われたので、下谷車坂町の松吉という町人になって登楼する事になった。
 小春に声が掛かり、「若くて、いい男で、侍ではなさそうだし、女は初めて」だという。二つ返事で部屋に行くと、いい男が待っていた。
松吉だと紹介された「松っぁんと言えば松の廊下、そこでの刃傷事件、その結果仇討ちはあるだろうと話していたが、無いところをみると諦めたんだろうね。」
ムキになって否定する松っぁん。
「あんた、初めてなんだってね。大丈夫よ」、「かたじけない」。
この言葉で侍だとばれてしまった。が、目出度く同衾。
 この松っぁんは、大石内蔵助(くらのすけ)の息子主税(ちから)であった。

 翌朝、「また来てね」、
「もうこられないのです」、
「なんか気になる事があった。この眉でしょう。朝になると繋がっている事があるの」、「そんな事ではなく、西方にまいります」、
「縁起の悪い事言わないで。そう、夜の事で心配しているの、大丈夫よ、ちゃんと男にしてあげたから」。

 それから、2日後、世話をしてくれた女衒が、いざこざからドスで刺されて亡くなった。吉原の遊女は門外に出られないが、小春は別格。
自分の意志で吉原に来たのだし、たとえ戻らなくても良いという待遇だったので、世話をしてくれた恩人だった女衒の通夜に出た。
 翌朝は一面の雪。吉原に帰ろうと永代橋にさしかかると、大勢の人だかり。赤穂浪士の討ち入りだと分かった。
その中に松っぁんを見付けてエリの文字を読んだ「赤穂浪士、大石主税(しゅぜい)、ム?、税務署の人だったんだ」、
「主税は”ちから”と読むんだよ。大石内蔵助の息子主税だよ」。
大声で声を掛けた「松っぁん、敵討ちが出来て良かったね。こないだの晩も良かったよ。また来てね」。
顔を紅らめて通る主税であった。

 とって返して、吉原の瓦版屋に飛び込み早刷を江戸中に配った。
『大石内蔵助の息子主税を男にしたのは、伏見一丁目栄澄楼の小春です』、もらった江戸っ子連中は我先に小春の元に押し寄せた。
運良く逢えた客は「えぇ、お前が小春?触らなくても良い。でもお前は運が良い女だな。まるで鬼の首を取ったみたいだな」、
「いいえ、取ったのは吉良の首」。

 

 

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