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六代目三遊亭円生の噺、「位牌屋」

2015年05月04日 | 落語・民話

六代目三遊亭円生の噺、「位牌屋」(いはいや)によると。
 

 子どもが生まれ、番頭の久兵衛が祝いに来ても、経費がかかるのに何がめでたいと、小言を言うほどのケチ兵衛さん。お祝いですから味噌汁の具には何か入るでしょうね。
 そこに、摘まみ菜を売りに来たので、ムシロの上に開けさせて、値切ると言うより全部で1文と言って怒らせ帰すと、こぼれた菜を小僧に拾わせて味噌漉しいっぱいにしてしまう。
芋屋が来た。沢山買ってくれればサービスに2.3本お付けしますというと、買ってくれたと思って出してごらん。ダメですよそれは4文ですから。

 旦那が言うには「小僧を使いにやったが、まだ帰らないから、ちょいと煙草を貸しとくれ」、 芋屋「おあがんなさい」、「いい煙草だ。商人がこんな高い煙草のんじゃいけない。家はどこだい?」、「神田堅大工町です」、「買い出しはどこでしなさる」、「多町でします」、「青物の本場だ」、「時には天秤がしなるほど買います」、「それは商売細く長くで結構なことだ。御家内は」、「女房と子供一人です」、「昼飯なぞはどうしている?」、「出先の飯屋で食います」、「そりゃもったいない。梅干しの一つも入れて弁当を持って出なさい。茶とタクアンぐらいはあげるから、ウチの台所でおあがり」、「ありがとうございます」。
 「そこにピョコッと出ているのはなんだい」、「あ、これは芋です」、「見せなさい。食うのがもったいないから置物にしたいぐらいだ。時に、これを一本負けておきなさい」。
 タバコを一服して、この話をそっくり繰り返す。三回目に「家はどこだい」と始めたところで、芋屋は同じセリフを繰り返し、悪態をついて帰ってしまう。嫌がられても4文で芋を手に入れ、煙草をタダで飲むふりをして袂にしまっていた。

 小僧の定吉に、注文しておいた位牌を取りに仏師屋へやる。それも裸足で行かせ、向こうにいい下駄があったら履いて帰ってこい、と言いつける。
 定吉は先程の芋屋の会話を真似て、「小僧を使いにやったが、まだ帰らないから、ちょいと煙草を貸しとくれ」、「てめえが小僧じゃねえか」、「商人がこんな高い煙草をのんじゃいけねえ。家はどこだい」、「ここじゃねえか」、「何処に仕入に行くんだい」、「位牌の仕入なんて行かないよ」、「家内は多いか」以後全部まねして、今度は位牌を誉める。「チョットそこに出ているのは何か」、「位牌だ」、「いい位牌だ。たべるのはもったいないから、置物にしたいくらいだ。形がいい。時に、これ一本負けときな」、「おい、持ってっちゃいけねえ」。
 位牌を懐に入れ、ちゃっかりオマケの小さな位牌も分捕って、一目散に店へ。「下駄は履いてきたか」、「あ、あわてたから片っぽだけ」、「しょうがねえ。そりゃ何だ」、「位牌です」、「同じオマケなら、子供のでは無く・・・、それを何にする」、「なーに、夕べ生まれた坊ちゃんのになさい」。

 

 

 

     

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