不二丸です。
あれから1年3ヶ月、それなりに成長してますね。
韓国で作出された実生品種だろう、とのことで入手しましたが、
亡くなられた韓国の大棚にポツンとあったもので、それ以上は元を辿ることが出来ないそうです。
本で見て、既存の豆葉品種にはない魅力を感じたので、三香園さんに注文して入れてもらいました。
付けが波型ながら、小型でプリッとした雰囲気ですから、達磨と黒真珠をミックスしたような魅力を感じます。
多肉植物みたいですよね。
我が家に来られたサボテン&多肉植物愛好家の方々の多くは、豆葉に興味津々で、
特に千載を見ると皆さん、これはどう見ても多肉植物ですなぁ〜と驚かれます。
値段の話はしたことありませんが、おそらく値段を聞いたら安さにまた驚かれると思います。
「にっぽんの伝統園芸」や「園芸JAPAN」では、ちょくちょくサボテンや多肉植物を取り上げてくれてますが、
これは富貴蘭界にとっては非常にありがたいことだと思います。
あちらの業界の方が桁違いに愛好家が多いし、断然若者と女性比率が高いのですから、
同じ本に掲載されることによって、ある程度の方は富貴蘭にも興味を示してくれてると思います。
富貴蘭人口を増やすためには、これからは富貴蘭にどっぷり浸かった人を増やすよりも、
富貴蘭もいいよね!って言ってくれる人を増やすことが肝要かと存じます。
出版業界冬の時代と言われて久しく、大変だとは思いますが、これからも頑張っていい本を作ってほしいものです。
あれ、不二丸の話でしたね。
この品種も早く殖えて、多肉愛好家にも楽しんでもらえるといいですね。