蘭の国から

自生地や我が家の蘭の生育日記など

好好爺

2016年11月12日 | 富貴蘭(豆葉)


はじめての紹介ですね。好好爺と名付けてます。







発見されたのは私が幼い頃ではないかと思います。
サーフィンとポンカンで知られる東洋町生見(いくみ)産で、ポンカン山の近くで見つかったということで、
ポンカン山の豆葉と呼ばれていました。

葉色にムラがあり、形もいびつな葉姿のため、珍しいけどきれいじゃないから、
名品の玉金剛と比べるとずいぶんと見劣りすると以前は言われていたそうです。


しかし、よく見ると地味ながらもしっかり柄が入ってます。







写真では分かりづらいですね。

東洋町は高知県の東端ですぐ隣が徳島県ですが、偶然なのかこのタイプの柄の入る品種は徳島県にかけて数品種存在するようです。
その中でも豆葉の二芸品はこれだけだと思います。

長らく門外不出とされていたものをいただいたので、どこにも出さずに展示もしたことはありませんでしたが、
数年前に秋田に遊びに行く際手土産に持って行ってから、数人の蘭友にあげました。

以前は業者さんに請われても断って来ましたが、一生ダメなんですか!と突っ込まれ、少しだけ出しました。

最初は本気で一生出さないつもりでしたから、殖えたら困るのでめったに植え替えもして来なかったため、
年数の割りには殖えてないし、状態もいい木はありません。
この木も永らく植え替えずに弱っていたため、春に植え替えたものです。

基本は地味で不鮮明な縞ですが、柄抜けを出さない総柄の縞が入っていて、柄のせいで不均一で特徴的な葉姿をしています。
また時折白縞を出し、縞の部分からはルビー根を出します。







子供の頃に植物を通じて遊んでもらった大好きな爺さんからもらった木ですから、
出せ出せと騒がれたら嫌だと思い、自分だけで楽しもうと永らく封印してました。

しかし今日ではは取り立ててどうこう言う程の品種ではないでしょう。
自分だけの思い出の品種としてのんびり楽しみたいと思います。


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