晴れたり曇ったり

夫のステージⅣ 切除不能進行食道癌の闘病記録と旅立ちからの日々

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ねぇ 父さん

2017年05月17日 | 旦那の旅立ちからの日々
今日で二七日(ふたなのか)です。

旦那の二人の息子の住所を書いたメモをやっと見つけ昨夜、手紙を書きました。
いいお天気だったので買ったばかりの自転車に初めて乗って郵便局へ寄ったり
結婚した当時、住んでいたことのあるアパートを見に行ってきました。

このアパートからスタートした結婚生活。
もう20年以上なるので回りの建物は、かなり変わっていて
更に1Fのところがカラオケ喫茶のようになっていたので一瞬わからなかったです。

が・・自転車に乗るのは何十年ぶり。
若い頃と違ってバランス感覚が鈍っているというのか
なかなか上手く乗りこなせず苦戦。

しかもデコボコの振動が腰にひびきます。
膝も思うほど軽快に動いてくれません。
運動不足を実感。

帰り道で狭い歩道は、走りにくいので道路を走っていたら
車が来たので縁石に近く走ろうと思い近づけるとバランスを崩して転倒。

膝に激痛。
あちこちぶつけたらしく、しばらく立ち上がれない。
何とか起き上がり、散乱した荷物を積んで必死に自転車を押して帰宅。
ズボンを脱ぐと膝が擦りむけて、すねが青く腫れあがってた。

旦那の遺影に「ただいま」と言いながら膝小僧を見せて
「転んじゃったよ~」「痛い~」と叫んだ。
明日は、筋肉痛も出てくるだろうなぁ。

旦那が居たならきっと「そそっかしいなぁ」と笑っただろうな。
でも遺影は、何も語らず。
どんなに泣き叫んでも返事は、返って来ない。

一人で生きていくってことは、こういうことなんだなと日を追うごとに感じる。


ねぇ父さん
父さんは、寂しくないの?

一人でも頑張ろうと思ってるけど上手くいかないよ。
寝て起きて、ご飯食べてまた寝るだけで楽しいこともないよ。
話す相手が居ないのは苦しいよ。
早く私を迎えにきてよ。

結婚したら死ぬ時も一緒だったらいいのにな。
一人死ぬも、一人残されるのも辛いもの。

ねぇ父さん
何か答えてよ・・ねぇ。

ねぇ父さん
夢に出てきてよ・・ねぇ。




ジャンル:
ウェブログ
コメント (8)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 旅立ちから10日が過ぎました | トップ | 太陽だったり太陽みたいな人... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuu.sho2049)
2017-05-18 08:29:36
蘭さま
おはようございます。
こちらは、曇りばかりで冴えないお天気
そう、気分も落ち込むかな。
昨年の今日、末期癌であることがわかったから。

すみません。朝から。許してください。
こんな、自分の事書いて。


私も蘭さまと同じ。
決して、返答のない主人に、「ただいま」「行ってくるね」「のどかわいた?」「お腹すいたね」等々語りかけています。

寂しいです。本当に。
主人が入院してる時、家で寝たきりになった時、意識なくいた時、やっばり何も言わなくても、一人ではなかったから。

これから私たちは、一人である事を自覚しながら生きていかなくてはなりません。
なんか、どうにもならない孤独感。
時間が解決してくれるのかな?
そんなに、単純ではないと思ったりしています。
百花繚乱の頃 (一華)
2017-05-18 23:38:41
蘭さま、何をしておられますか?
寂しくて哀しくて、ご主人様の声を聞きたくて。
こんな遅い夜には、そんな貴方の声が聴こえて来そうです。

自転車で気分転換が、えらい事になってしまいましたね。
それくらいの傷で良かったです。
大事にならなかったのは、もしかして守られてるから?かもよ。
見えなくても、聞こえなくても、きっと側にいるから。

そちらは桜も終わりましたか?
見上げるお花の時期が終わると、次は少し目線の下がるお花が咲きます。
明るい場所を歩いてお行きなさい、とでも言いたげな。

そんな囁きが、風に乗って届きそうです。
もちろん主は、ご主人様で。
yuu.sho2049さんへ (蘭)
2017-05-19 00:14:18
朝からとか気にしないでジャンジャン書いてください!

yuu.shoさんと私はほぼ同じくらいの時期に夫の末期癌を診断されて
ずっと同じように寄り添い看病し、1ヶ月も違わず夫を看取り他人事と思えずにいます。

この心の痛みは、一体いつまで続くのか。
私も時間が解決なんてものじゃないと思います。
子供でも同じ家に住んでいたら少しは違う気がします。
夫の居なくなった家に一人ポツンといることがだめなのかなと思って
また犬でも飼おうか・・なんて考えたりしています。
一華さんへ (蘭)
2017-05-19 00:39:57
守られてたのかなぁ~(笑)
もしかして初日で自転車が壊れてしまったんじゃないかとヒヤヒヤしましたが
今日の昼間見てみるとペダルやカゴ、ハンドルのところが少々擦れている程度で
本体は無事なようで、ちゃんと乗れましたよ。

桜は、遅咲きが咲いていますね。
旦那が亡くなった日、一度家に帰る途中、近所の庭の桜の木が2本
見事なくらい満開で、いつもは薄暗い道なのにその日は、ライトでも当ててる?ってほど
そこだけ明るく一瞬ため息が出るほど綺麗な桜だったんです。
見ていて胸がキュンとなるような不思議な気持ちになりましたね。

桜の時期も終わったので今度は、明るい場所で違うお花を見ないとですね。
もうちょっと頑張って自分の気持ちの整理して泣かずに過ごせるようなことを
あれこれ考えてみようと思います。

今、一番有力なのがペットかな。

母が逝きました。 (かば)
2017-05-19 16:28:41
本日、午前0時55分、父と子供たち全員に見守られ、母が逝ってしまいました。

年が明けてからは苦しく辛い日々でした。
全力疾走しているような呼吸をしながら、子供が揃うのを待って最期の呼吸を終えました。

母は首まわりの転移腫瘍でしゃべられなくなり、話すことができないままでした。

いま、苦しい呼吸から解放されて、眠っています。
夜、母の手を握りしめ、泣きながら、もう眠らせてもらおうと何度思ったことか。

明日は通夜、明後日が告別式です。
蘭さん、まだまだ涙の日々ですね。
かばさんへ (蘭)
2017-05-19 17:39:48
子供たちみんなに見守られてお母様もうれしかったでしょうね。

お母様のご冥福を心からお祈りいたします。

かばさん、頑張ってきましたね。
つらい日々だったと思います。
あともうひと頑張り!
しっかりお母様を見送ってあげて下さい。
父の闘病を思い出しました。 (saori)
2017-05-25 16:43:23
初めまして、蘭さん。
実は私も今年の2月に父(63歳)を食道がんで亡くしました。
食道がんと診断され、たった4か月という早さでした。
すべてのことがまるで昨日のことのように思い出されます。

蘭さんと同じで私もふとした時に父のことを思い出しては、ボロボロと泣いてしまいます。

今回、蘭さんのブログを一気読みさせていただきました。あまりにもブログの内容に共感してしまって、読むことを止められませんでした。
食べ物がつかえてしまう様子や、酸素量を増やされてそれが苦しくてマスクを取り外す様子を父に重ねて読んでいました。
だんだん酸素が取り込まれなくなっていくところは父のことを思い出して、大号泣でした。
憎むべき癌、でも家族が協力し合って父の病院に通い続けられたのもまた、父の病気が癌だったから…なのかもしれません。

旦那様、本当に幸せだったでしょうね。
最期まで愛ある蘭さんの介護で送っていただけて。
そんな愛された旦那様のご冥福を心よりお祈りいたします。

きっと蘭さんのことを愛している旦那様もずっと蘭さんのそばにいてくれていますよ。
蘭さんと一緒に笑ったり、泣いたり、、、蘭さんを通していろいろな気持ちを感じるんじゃないかと思います。
蘭さんもお身体に気を付けて、毎日を悔いのないように、旦那様をそばに感じながらお過ごしくださいね。
saoriさんへ (蘭)
2017-05-26 02:46:33
初のコメントありがとうございます。
お父様も同じ食道がんでお亡くなりになられたのですね・・。

お父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

4ヶ月とは・・がんと診断されてショックだったり、動揺したり、これから何をどうすれば?と
考えているうちに病状がどんどん悪化し、お父様もご家族も早すぎる進行に心が追いつかなかったことでしょう・・。

憎き癌ですが、ご家族の絆が深まり、様々な気付きを与えてくれたものと思います。
私もそうでしたから・・。

今は、旦那といつも一緒にいるつもりで心の中で会話しています。
時々、ふっと心の中で話してるつもりが声に出ていることがあって一瞬焦って回りを見渡すんです(笑)

saoriさんもまだ辛い時期をお過ごしなのにも関わらず
温かい励ましのコメントをありがとうございますm(_ _)m

コメントを投稿

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。