晴れたり曇ったり

夫のステージⅣ 切除不能進行食道癌の闘病記録と旅立ちからの日々

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中治り?

2017年02月21日 | 食道癌と診断されてから10ヶ月目の経緯
春が近くなったと思うほど温かくなって雪も溶け始めていましたが
ここ数日は、真冬へ逆戻りのような札幌です。

旦那の入院しながらの外来放射線治療も17日で何とか8回終え
付き添いに通う私も一段落しました。

旦那のその後の病状ですが16日の夜中にトイレで痰を出そうと咳き込んだ時、血を吐いたそうです。
筋子のような血の塊みたいのがあって、臭いを嗅いですぐ癌だと感じたらしい。
ナースステーションにその血を持っていって見せたそうですが
丁度、K先生は学会で京都に行っていて不在、預かりますねとは言ってたけど、何だったかは知らされていません。

放射線治療後の状態を見る為、内視鏡検査を今日の午前中の外来開始前にすることになり
検査後すぐ先生がお話したいそうなので私も朝8:30前に着くように病院に行ってきました。

結果は、気管の近くのところが放射線により、えぐれて、もしかすると食べたものが気管に入る可能性があり
そのままにすると肺炎を起こすので口からの食事が取れなくなることもあると脅された。
11:00から造影剤を飲んで見ることになり、結果の話を14:00の約束で聞くことになる。

造影剤の結果、気管に入ることなく通過してるので、ひとまず安心。
でも薄い皮1枚状態だと思われるので硬いものは、絶対食べてはだめ。ということでした。

それから退院についての話になり、K先生は急いで退院せず、もう少し様子を見ながら
一旦、外泊をとって自宅に帰るというのはどうですか?と提案してくださる。
しかし、旦那は、う~ん・・と考え込み「退院するほうで」と言う。

退院してしまうと点滴などもできないので、在宅看護という方法もありますが
手続きして段取りするまで時間もかかるし、それまでの間だけでも入院していませんか?とさらに
K先生は、入院の継続を勧める。

病院は、退屈だし回りに気も使うので、ひたすら帰りたいと言う旦那。

さすがにK先生も、それ以上強く引き止めることもできず
「ご主人の意思を尊重しましょう」という。
「でも調子悪くなったらすぐ来て下さいね。奥さんが病院へ行こうと言ったらその時は、嫌がらず絶対来て下さいね」と
念を押しながら私の顔も見ながら旦那に話す。

K先生はこれから出てくると予想される症状についても
「肺の水が今は少し減って、以前より呼吸が楽になったと思いますがまた溜まって、呼吸が苦しくなる症状が出てくると思います」と言う。

面談室を出て病室に戻ると間もなくK先生からの指示で在宅看護についての説明に担当者が来ると言われ
再び、別の面談室で話を聞くことになる。
在宅看護にかかる医療費について詳しく説明して頂いた。

昨日は、緩和ケアチームの人が来て旦那に挨拶して私とも話したいと言い
時間を合わせてラウンジで話をしたがあまりお世話になるようなことは、無い気がした。

本格的に体調も悪くなり入院投薬などになってもJ病院には、緩和病棟が無いので、
結局、K先生の診察で一般病棟へ入院になるだろうし・・緩和ケアチームの意味がない。

K先生のほうは、看取りを考えた上で在宅看護や緩和ケアの人に会わせ
何が起きても対処できるように考えてくださっているのでしょうけど
ちょっと元気になった旦那は
「あと1年生きれるか、2年生きれるか、5年生きれるか、わからないけど・・」なんて担当者に話してるほど能天気。

K先生も病院側も緊迫した状況と認識しているにもかかわらず
当事者の旦那は、家に帰って食べれるようになって調子良くなれば点滴も要らないから
在宅看護も必要ないかもしれないと言い出す始末。
「ま~何かの時に来てくれたら助かるだろうけどね」と言う。

在宅看護の説明にきて下さった方は、旦那が疲れたから寝てるわと病室へ戻ったあと
「ご主人の余命についてK先生からお話聞いていますか?」と私に聞いた。

「聞いたのは、私だけで本人は知りませんが食道癌と告知された時点で末期癌で平均余命7ヶ月と言われ
長くは生きられないと、理解してると思いますが
前回の放射線治療後、食事もスムーズに摂れる様になったので
今回もそうなってまた元気になると思っての1年か2年か5年か・・って言葉になったと思います」と説明すると
担当者の方は、「なるほど・・」と言いながら困ったような顔をした。

今の旦那を見ているとK先生が言うように
早ければ1・2ヶ月ってのは、無い気がしてきた私です。

以前、聞いたことがある「中治り」ってやつかもしれませんね。
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8 コメント

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Unknown (一華)
2017-02-22 13:57:39
コメントのレスのカウントが変わらずにいたので、何かあったのかと気を揉んでいましたが、順調に退院出来たようで、胸を撫で下ろしました。

まずはドクターの言う通り、固いものは食べないよう気を付けて下さいね。
破けたりすると大変、要らぬ治療で体力を奪われないようにしなければいけません。

緩和の事も、今すぐでなくとも一応頭の中に入れておいた方が、これから先想像しなかったことが起こり得るかもですから。
先の事って、自分の意志ではどうにもならぬ事。

ご主人様のまだ生きる気持ちが、明るい兆しになると良いですね。
そう、さらさら死ぬ気なんてないよ、そんな強い思いって大事だと思うのです。
運命に流されて来たけれど、最後は逆らってあがいたって良いんじゃないかしら?
奇跡、起きると良いね!!
ご主人様の強い生命力、かけよう、信じよう、ね。

ひとまず退院出来た事、ブログのアップ、安心致しました。
蘭様、ブログ続けてね。
そして春になったらお二人で遊びに来てね。
楽しみにしておりますm(__)m
蘭様 (かば)
2017-02-22 21:16:19
放射線終了、お疲れ様です。
少しでも、食べられて、体力がつきますよう祈っています。

母は、先週からほとんど食事が取れなくなり、毎日、自宅で点滴をしています。
食べられないことはないはずなのですが、食べ物を受け付けないようで、食事をみると顔をしかめて、食べたくないと言います。
首のリンパ転移があるため、高カロリーの点滴ができず、今している点滴は水分補給が主です。
その首の転移が固く大きくなって、食道と気管を圧迫しており、呼吸困難になれば、眠らせるそうです。
また、動脈も巻き込んでいるため、大量出血する可能性もあるとのこと。
昨日、あと2ヶ月もって4ヶ月と言われました。

痛みもあり、痛み止めを増量しても1日でまた痛みが増す状態で、コントロールが難しいところです。

認知症の母ですが、うすうすは感じているようで、黙って涙をこぼしていることがあります。私も些細なことで、涙が溢れてしまいます。


なんとか、少しでも食べられるようになってくれたらと思っています。
蘭様、私たち、まだまだ頑張らねば!
こんばんは (Unknown)
2017-02-23 19:26:32
蘭さま

「中治り」、私は知らなくてブログを拝読して調べて、理解しました。

主人は食事ができなくなり、入院しました。
病院にきてからのほうが、いくらか食べられようになり元気になりました。
本人は、回復している?と感じています。
中治りかも?

もう、無治療の状態です。
さっき先生から、もしもの時延命をどうするか、ご家族話し合ったて下さいと言われました。

ご主人さまも、お元気そうで、中治りではなく、本当に回復なら。とひたすら祈ります。

なんか、自分の事ばかり。すみません。
一華さんへ (蘭)
2017-02-23 20:40:41
在宅看護での点滴は、点滴してしまうと食べる意欲が無くなると言い、要らないと断りました。
旦那の生命力というか・・精神力というか・・恐れ入ります。

お陰で私が四六時中熱の管理に食事の管理に外出には付き添い
目を離すことができなくてなかなか自分のことに手が回らず
コメント返信も遅くなり申し訳ないですm(_ _)m

本当に奇跡をただただ願い
福井へ二人で遊びに行く夢を見てしまいそうになります。
もう少し頑張れそうな旦那の様子に胸を撫で下ろしている私です。
かばさんへ (蘭)
2017-02-23 20:51:42
お母様の涙・・辛いね。
やっぱり食べられなくなるとガクっと体力も落ちるし、食欲という生きる為の欲がなくなると
気力も落ちてきてしまいますから食べてほしいところだよね・・

あとは痛みのコントロールが上手くいって少しでも苦痛を感じないで過ごしてほしいよね。
うちも呼吸困難になると眠らせることになると言われているので
みんな同じような経過をたどるんですね。

かばさんも頑張ってる!
私も頑張るよ!
最後の最後まで希望を持って奇跡が起きることをひたすら願う。
たぶんyuu.sho2049さんかな? (蘭)
2017-02-23 21:09:50
少し食事が摂れる様になったみたいでよかった~。
やっぱり口からの食事は元気を与えてくれるんですねぇ。

延命治療についてとか・・辛い選択が待っているんですか。
うちの旦那は、常々延命治療はしなくていいと言っていますが
きっとその時になったら私も選択に迷うと思います。
でも最後は、やっぱり旦那の意思を尊重することになるのかな・・わからないな><

みんな同じような経過をたどり・・胸が締め付けられます・・。
ご主人も中治りじゃなく回復していることを心から祈っていますからね!
まだまだご主人もうちの旦那も頑張ってる。
私たちも頑張りましょう!
Unknown (はな)
2017-02-23 22:32:33
蘭様、放射線後のことが気になってました
蘭様の旦那さんの話を読んでいると、うちの父と同じ〜〜と言いたくなるくらい似ています
入院したがらないし、してもすぐ帰ろうとするし、
病気になっても健康に気遣うようなことは全くしません
自分の病気の深刻さも、分かっているはずなのに
馬鹿なのか、脳天気なのか、少しでも喉の通りが良くなると、治ってると思うのでしょうかね
はたからみたら、全然なんですけど、本人にはかなりの回復なんでしょうね
それで、もう調子がいいと言います
ご主人も、やっぱり動ける時はお家がいいんでしょうね
固いものは避けて、やわらかいものを食べさせてあげて下さいね
少しでも永く、口から食べれることを願います

ずっと思ってましたが、蘭様の病院の先生はとても親切でうらやましいです
恵まれてますよ
冷たい先生多いですから

蘭様自身が倒れないようにご自愛下さいね
はなさんへ (蘭)
2017-02-23 23:35:50
みんな我が家がいいに決まってるよね・・。
わかっているよ。わかっているけど見守る家族は不安だらけなのにね。

うちは退院後、コンビニで日本酒とタバコを買って張り切りはじめましたよ(笑)
さすがに昨日は38度以上の熱が出て薬を飲んだのでお酒はダメ!と言って飲ませませんでしたが
今日は37度台から上がらずだったので「1杯だけ」と言いながら飲み始めました。
それでも結局、コップ1杯全部は飲めずに残しました。

先生がいずれ飲めなくなりますよ。と言ってたのがやっと理解できたところです。
主治医は、あちこち病院へ行きましたが初診をしてくださった先生のところに最終的に戻り
どんなに腕がいいと言われるお医者様でも心無い人に看取られたくないと
強く訴えたのが良かったのかもしれません。

医者を見る目があったんでしょうかね(笑)
何でも対処してくれて、気遣ってくれるのでK先生には本当に感謝しています。
旦那もK先生には強い信頼を持っているので家に帰りたがる以外は言うことをよく聞いていますよ~。
もしK先生に会わなかったら、どうなっていたんだろうと考えると恐ろしいものがありますね。

近代的医療の出来る病院がいいのはわかりますが医者まで近代的、機械的になってほしくないですね。

お父様も少し詰まりもなくなって美味しく食事ができていますでしょうか。
病人はわがままになると言いますから根気よく付き合い
聞き流すところは聞き流して上手く付き合うしかないと自分に言い聞かせています。
私は、まだまだ倒れるわけにいかないので自分も体調管理しっかりとして
この先に起こる奇跡をまだ諦めずがんばりますよ~!

はなさんも無理をなさらず、時々は自分の身体も労わってあげてくださいね。

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