漫画家になりたい奴みんな来いっ!

マンガ家であり、マンガの描き方の先生でもある筆者が、数百人以上教えた経験からプロデビューのコツを教えます。

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もうプロットの作り方がわからない人みんないらっしゃい♪①ー(プロット制作アシスト表)

2014-05-09 16:58:43 | 日記

ひ、久しぶりに記事が書けた・・・

ずっと書けてない間も来てくださってた人が多数おられるようで、すみませんでした・・・orz

 

例の私の海外向けHPから時々仕事のオファーが来ていて、怪しいのも多いんですが、まともそうなのが来たので一つ引き受けたんですよ。

それだけでえらく多忙になってしまいました。しかしそのHP, 新しい上に何もSEO対策とかしてないし、アクセス数1日10件とかなんですよ(笑)。

いや英語のSEOの仕方がわからなくて・・・orz

 

 しかしそんな少ないアクセス数でさえも、日本人漫画家で英語のHP持ってる人珍しいから、ちょこちょこオファーが来るわけなんですが・・・

実は今週末、その引き受けたプロジェクトの責任者が、いろんなところで私のHPを紹介して広めてくださるというので、またオファーが増える可能性があります>< 

まあそれ自体は大変ありがたいことなのですけどね。

 

 そんなわけで以前の記事で予言?したように、あんまり多忙になると、今やってる個人レッスンも本当に出来なくなる可能性があるので(今おられる生徒さんの分は時間を確保しますが)、申し込みたい方はマジでお早めにお願いいたしますね。

1個仕事が増えただけでこのHPの更新すら止まってたありさまなので・・・orz

 

あ、「お前が早く「マンガの個人レッスンについて・れな」のHPでさっさと「手描きのプロット・ネーム・原稿のデータ化のやり方と送り方」の記事を完成させないからだろ!」と思った方がおられましたらすみません>< こういう情報にくわしい知人がなかなか捕まらなかったんですよ、GWのせいで・・・orz ↓

http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/52/e52d119e271776c341c3a439afef4411_s.jpg

一両日中に完成を目指します・・・orz

 

....などと前置きを長くしておいて、とりあえず本日から基礎的なお話をしばらくしようと思います。

初心者だけでなく、自己流で何年も描いてきた人にもけっこう役に立つのではないかな、と思っています。

 

そもそもマンガの制作は、

 

プロット+キャラクター表 → ネーム → マンガ原稿用紙に作画

 

…の順で行われますが、本日は最初の段階のプロット作りについてのお話です。(キャラクター表は別の回にお話しますね)

プロットを作ろうにも、何がなんだかさっぱりわからない、とか

一応書いてるけど、これでいいのかわからない、とか。

プロットが長くなりすぎてマンガのページ内に収まらないとか・・・

いろんな悩みを聞きます。

 

それで、プロットを書く前に、私めの考案いたしました、

「プロット制作アシスト表」メモを書き入れてからプロットを作ると、

プロットの文章を書くこと自体はかなり楽になり、プロットの長すぎ短すぎの問題も少しは解決するでしょう。

ではまず表を全体に見ていただいて、それから詳細を解説します。

(これはデータの容量の関係で多分プリントアウトできないと思うのですが、使いたいときは同様の内容を自分でノートにメモすれば良いかと思います。)

 

 

最初に、一番上の「5W(ストーリーの設定)」というところですが、5Wというのは、

 

いつ(when)・・・時代とか年月日

・どこで(where)・・・物語の起こる場所

・誰が(who)・・・主人公の名前・年齢・職業(何学生)など

・何をするのか(what)・・・何をするのか説明

・なぜそれをするのか(why)・・・理由を説明

 

という、5つの要素のことです。人から、あなたはどんなマンガを描く予定なの?と聞かれたときに、この5つのことを言えば、だいたいどんな内容のマンガを描くか最低限伝わるわけです。

逆に言えば、5Wがプロットの文章に抜けていると、文章の内容がよくわからなかったりしますので、5wの要素は必ず文中にいれないといけないですから、このアシスト用紙にメモをしておくとよいです。

5Wの要素は、プロットの文章の始まりのあたりに入れましょうね。

 

次に、その下の「起承転結(きしょうてんけつ)」というところを見てください。

マンガのストーリー(読みきり)は基本的にこの4つの部分に分かれていて、それぞれ役割があります。

 

しかし先ずその前に、「エピソード」の説明ですね。

エピソードとは、「出来事」のことで、ストーリーはこの「出来事」が次々と起こっていくことによってつくられます。

しかし、あまりに小さい出来事は、エピソードの一つとして数えません

例えば、「主人公が一瞬チラッと時計を見た」とか、「主人公がくしゃみした」とか、そんな小さいことはただの一瞬の場面であります。

エピソードとは、「ある程度印象的な出来事」と考えればよいでしょう。

 

このエピソードは、起承転結で必要な個数が違いますので、まず一番下の「起承転結の各部分のエピソード数の目安表」を見てください。

ここに、〇〇Pのマンガなら、起でエピソード数〇個、承でエピソード数〇個、と目安が書いてありますので、これを見ながら、「起・承・転・結」の各ボックス内の「エピソード数( )個」のところに数字を入れいていきます。これで、自分のマンガは起承転結でそれぞれ何個エピソードを考えればいいのかがわかりますので、起承転結それぞれのエピソードを書くところに、エピソードを箇条書きで書いてメモしていくのです。

 

もし「浦島太郎 32P」のお話なら、

 

起(エピソード数1個)→ ・浦島太郎が、浜辺で子供にいじめられてるカメを助ける

承(エピソード数3~4個) ・太郎は、カメの背中に乗って竜宮城に連れて行かれる。

                ・乙姫が現れてとても感謝され、カメを助けたお礼をするといわれる

                ・太郎は竜宮の間で、凄いごちそうやお酒を出されて上機嫌になる

                                                                     ・・・・(以下続く)・・・・という感じです。

 

それでは、どんな感じのエピソードを起承転結に入れればよいのか?ということについて書きましょう。

起承転結はそれぞれ役割がありますから、その役割を理解して、それにふさわしいエピソードを入れればよいわけです。

 

・・・思わず読者が続きを読みたくなるような、人を引き込むエピソードがあるとよい。

 

・・・起承転結の中で一番長い。次の転(クライマックス・山場)に向けて、話をだんだん盛り上げていくような感じに出来ると理想的。

また、この承の間に、なるべくキャラクターの魅力を出すようなエピソードやシーン(一瞬の場面)などが入るとナイス。読者がキャラクターに興味をもってくれるほど、次のクライマックスをわくわくして読んでくれるから。

 

・・・ストーリーの最大の山場。クライマックス。通常、最も大きくて最も印象的なエピソードを持ってきて盛り上げる。戦う話なら、ここで敵を最大の技で倒すところ。恋愛ものなら、ずっと好きだった相手に、ついに告白をするところ。

 

・・ストーリーのラストの部分。読後感(読者がマンガを読んだ後の気持ち)に影響するので、読後感がよくなるように工夫したエピソードやシーンを入れる。

 

・・・という感じです。

こんな風にプロットアシスト表に書き込んでから、プロットの文章を書いていくと、ゼロから考えながら書くよりずっと楽になります。

 

プロットの文章の書き方は、決まりはないんですが、私のお勧めは、

 

*16P作品なら、B5のレポート用紙1枚分くらいの文章

*24P作品なら、B5のレポート用紙1・5枚分くらいの文章

*32P作品なら、B5のレポート用紙2枚分くらいの文章

*40P作品なら、B5のレポート用紙3枚分くらいの文章

 

・・・って感じです。せりふをいちいち全部書いてると、とても収まりませんので、せりふは特別に決め台詞があれば、話全体で1個か2個書くくらいです。あんまり長い文章を送ると、編集さんも忙しいから後回しにされたりするんですよ。なので、上記くらいがよいかな、と思います。

 

しかし、アシスト表にメモの取り方とか、プロットの文章の量はわかったけど、

そもそもストーリーってどうやって思いつくんだよ?

という人のために、ストーリーのいろんな思いつき方について、次回はお話しましょう。

その次に、キャラクター表の作り方について解説しますね。

お楽しみに!

 

私の絵とかマンガ(サンプル)→http://www.japanese-manga-artist.com/  (←私の海外向けHPです) 

個人レッスン情報→ http://ranmal24.tumblr.com/

 

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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-06-24 15:25:20
記事を読んで、まさにその通りだと思いました。とくに起承転結の部分
プロットが苦手なんで表使わせてもらいます(^。^)
Unknown (Unknown)
2016-01-29 02:24:56
起承転結で分けることはあっても、エピソード単位で書くということを今までしてきませんでした
ありがとうございます
これは! (なかむら さなぎ)
2016-08-30 02:45:13
連載デビュー出来ず苦節X年……煮詰まって徘徊しておりましたら素晴らしい管理人様&記事に巡りあえました。
プロットさえちゃんとできたら、ほんとにあとはネームと絵だけなんですけどねー。汗
是非ぜひ参考にさせていただいてもよろしいでしょうか?(^^ゞ
Unknown (Unknown)
2017-04-04 21:56:54
スゴい参考になりました
ありがとうございます!!
Unknown (Unknown)
2017-08-19 05:14:17
続きが読みたいですが、もう3年も更新されていないんですね。

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