青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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速記掲示板 その三百五十四

2018年01月24日 21時37分35秒 | 投稿

名は自身ですら、読まぬ、呼ばぬの人生を過ぎる、走る、めくりつつ暗記すが生業、否、社会交際神経の脊髄と、後になって自己を説き伏せるべくの、“世のうつろいあらゆるきらびやかさと、一枚裏のそれへの力みという嘘と真実を検分していくべく”の京の未来へ飛ぶ羽の骨、四条大宮から南の隠れ公家の十九才の女性もねおに勤める給仕だった。


公家そう りいや



夕立時の私的随想時の奔放な戸惑い時、本性。近くには虫眼鏡、金星語書籍、燃料は空気の銀製の火付け石。
この手の顔は人間一世目。前世は鶴。京だと、ありだった。

前世からの貯金でから俺の暴衝動の洗練指数はこの星では名の冠する世界的名峰だったんじゃ。しょっちゅうの異星人の首ば素手で捻り折り、シラフで即興詩編、即興準備ではない阿片喰いの後のゆっくり首折りでつい、詞が口から漏れる。
学理で断定済みじゃ。
これを人生、そいつの脊髄と呼ぶのじゃ。
かつ、じゃ。
捻り折り時には、何と白目ば、儂が描画しとる。
ぷるぷる震えながらじゃ。
そいだもんで、儂の笑徳を衛兵とする暴衝動の洗練玉座には、誰も近づけん。
儂が、一人で思い付いたんじゃ。
周囲は、一人残らず、爆笑じゃ。
京製の整髪料が乗る短髪が、随一品質の蛍光灯の光を湛えつつ、揺らして困らせる。
これでは、儂は国の性器のままでから、周囲は文化講釈担当の美人女官ぞ。
完璧だったんじゃ。

俺が驚愕と共に、何故との疑問を沸かせる人間に、何故解消の時を過ごす事になったのはな、あるヤクザだった。
組の大興隆を成したその人物の名は以前から知っていたが、微笑気味の顔が俺の異能力を過ぎるとなると、俺の暴衝動指数とほぼ、等しい。
何で、や。
人間なのに、やるじゃねーか。
“岡田”氏の前世は、無い。
始源理力、帝王による平定、非概念、つまりそのもの、俺とは異なる龍神形象だった。人間では稀。降臨は事故。始めから能力は各種が人外設定。在日宇宙賊ば刀で切ったくり過ぎて“精神と事物認識の間に分厚い畳があり、生きて過ぎる時間の度にそこに引っ掻き傷がついた連中だ”との慄然に到達。刃物の柄、“他者は必ず混じらぬが当然”の握り、で。これは高次存在必修の茫然科目、“こいつらは殺すしかない”。正解。仲間内の気合い入れ競争で誘拐した幼児の性器に有刺鉄線の棒を入れて全力、高速。これ平成で。
“岡田”氏は京都の祇園のいさかいの予防の為、長らくここの面倒を誰にも知られずのまま、見ていた。
相手は、相手を知らずのまま、たる京都の奥座敷文化に従った動きの賀状の案内を下駄とし、無表情の京人形として“岡田”氏が座る事になったのは、先斗町のある料亭だった。
伝統工芸人一名、商工会議所の目付け役一名、茶の名家一名、祇園の歌舞伎役者、京都の演劇舞台俳優一名と突然なるも、彼らにとっては京都の地下民度の未来を膳として当然のある日の相席に、“岡田”氏は座る。
内、二名は事前に、同席の金星人女性一名と知己があった。
属性を紹介された“岡田”は袴姿で挨拶を返す。
宴席が進み、席を外す“岡田”は別の部屋に進み、立ったまま考え事を始める。
すると金星人が襖を開けてきて見詰めつつ足を進めてくる。
丁寧語調、発音、声色の話し方、話題で、お互いの間の力みを緩めるのが、私達の文明の、有り様、です。
流暢な日本語ながらも一語ずつ発声の、公家そうりいやと似るとする画像の女性の服の色、形の金星人女性は質問を投げ掛けてくる。
モリゼ氏形象。三十八。
“あなたは、どうして、先ほどからずっと、一人で考え事を、している振りをしているだけだ、という声色、顔つきを、周囲に振り撒きつつ、自身に降り掛かる話題への返答を、“酒造業界の後見人である私は皆さんのお陰で、京都方々に挨拶をするだけで、ありがたい事に、容易に、このような宴席での笑顔を拝見出来る日々にあるのですよ”と絞れると、捉えているのですか。
不思議な人。
どうやって、お酒のある、無いを問わず、人の笑顔の機微を、詳細に、濃密に把握出来たの。
あなたは、本当は殺陣(たて)が上手い舞台俳優、でしょう。
人をわざと怒らせたり、凝視させたりして、意識の帯を握ってしまう。
私達が居る、芸能を軽んじない、文明の星では、文明を軽やかにしようとした芸能舞台の下の力みを、癒すべくの眼力、必要性の早きに、早く気付く事を重んじます。
私はその力みの日々にあった中、今日の宴席の日に至ったのです。”
岡田はゆっくりとした語調で返す。
“酒造業界というものは、常に酒樽が多いのです。
酒造業界には銃と導火線の間の見えない意図、愚かさ、火薬が満ちます。
これをどう努力して、見えるように究明しようとしても、見えるようになった意図には、見えなかった意図を見えるようにした際の明かり、火薬が混じり、必ず、おしろい顔の俳優が手練も一年生もどちらか分からぬ、を舞台全体が誰も咎めぬ状態を認めてしまうのです。
酒造業界という山を理知でどう明晰に捉えたところで、林の人間の愚かさ、酒樽を捉えようとすると、必ず、酒樽の多さ、時代推移の線路により、どうしようもない事があるのです。
しかし、このような慨嘆に似ながらの視野を持ちつつ、つまり酒を飲みつつの日々にあると、私は大勢の方々が薦めて下さる宴席の酒を飲む事で、どうにか、銃、導火線、火薬をいつか貫く演劇舞台の演目の着想に至るべくの努力を続ける事が出来るのです。
今日このようなよその星の方との間の会話による稀有な感慨を過ぎるとなると、ゆっくりとした語り方、語調による、お互いの人生の座り方へのゆっくりとした気付きの必要性、対等な価値観の交換現象も組み入れてしまいそうです。
私も京都という演劇舞台の演目に従う、一人の仕手ですから、再度のご質問にも、困らずこのようにお返しするだけとなります。”
「常に仕手として込み入った、面、白い、気付きやお答えがご正直で面白い方なのですね。」
これは通常の会話語調。

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