レビューアンドチャレンジ日記

日常生活の中での気づきを書いています。

素敵な両親に出会った。

2017年03月26日 21時54分37秒 | 雑想

 

家庭教育の大切さに涙が出てくる。

 

勉強しろ、宿題やれ、としか言われず、

力ずくで勉強をさせられた環境。

 

興味・関心があることについて、

伸び伸びとできる状況ではなかった。

 

 

父親にファミコンのゲームで勝てば、

コントローラーを投げつけられ、怒られてしまう一方で、

将棋で僕自身が負けそうになると父親から笑ってバカにされる。

その嫌味な笑顔に腹が立ち、キレて駒を投げつけるとまた怒られる。

そんな状況だから、いつしか父親とは将棋を指さなくなった。。。

 

よくそんな状況で、ここまで生きてこれたと思う。

よくそんな家庭環境で、結婚や子どもを授かることができたと思う。

 

ここまで本当に良く頑張ったよ。

 

 

みんな幸せそうに過ごしているよね。

奥さん、子どもと幸せそうに過ごす写真がFacebookに出ているよね。

きっと温かい家庭で過ごすことができたんだろう。

親の方針が正しかったんだろう。

 

僕はどうなのかな。

全く正しくない訳ではないけど、

良い教育方針ではなかったと思う。

 

生まれてから着実に人と比較する習慣を身につけ、

人に勝つために努力や工夫という名のズルを覚え、

認められることをただひたすら求め、頑張ってきた。

 

 

本当はそれがしたいわけではないのに。

 

 

本当の自分は誰とも比較して欲しくなかった。

ありのままの「自分」を受け入れて欲しかった。

負けても良い、劣ってても良い、テストで点数が取れなくても良い、

そんな温かい家庭で過ごしたかった。

 

親戚のおじさんの家に行ったときに衝撃を受けた。

なんて、生ぬるいんだというのが正直な感想。

 

うちでは、高校生くらいまでリビングで、

ゆっくりすることはいけないこと、と教えられてきた。

だって、勉強しなきゃいけないんだから。

テレビを見ることは悪いことだ、と教えられてきた。

だって、勉強しなきゃいけないんだから。

 

恐怖と力ずくで、人をコントロールすることしかできなかった家庭。

感情的に怒ることで、子どもが自分の意志に添うように操ってきた家庭。

 

そんな家庭で育った僕は、結局、その方法を使ってしまったんだ。

 

感情的に怒ったり、相手をねじ伏せることで、問題を解決しようとした。

そのせいで、人を傷つけてしまうこともあった。

 

だから、僕はいつしか、喧嘩するほどの関係性になることを恐れ、

相手と距離を取ることを覚えた。

 

また、自分に余裕がある状態を維持し、

怒らないようにすることを覚えた。

 

 

これが僕の処世術。

 

また色々書いていこうと思う。

おわり