King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今どきのランニング

2016年12月01日 14時00分07秒 | ジョギング
最近はなかなか走る時間が取れず、もろもろの事情で
夕方週一回はミューズパークを走ります。

それもかつての半分の距離の一往復のみとなっていて
これはこれで色々忸怩たる思いがにじみます。

それでも走るのはやはり走る効果に勝るものが少ない
ということです。

今でもこの公園には多くのウォーカーの人がいますが、
多くは医者の恫喝にも似たこのままでは死にますよという
運動の勧めで歩き始めたようです。

でもそれは果たしてどれだけの効果があるかという疑問は
かねてからあり、ダイエットや血中コレステロールのために
歩いているのでしょうが、長年歩き続けている人はまれで
続いている人も却って前より太っているような人ばかり
目立ちます。

私が公園を走っていた時にもよく声をかけてきたり話を
する人もひと月、ふた月といつの間にか顔を見なくなり
必ず毎日顔を合わせるのは同じように走っている人だけ
だったのです。

私は大震災以来、ガソリンを使ってコースまで来るのに
疑問を持ち、自宅から走り出すようになってしばらく公園は
走っていませんでした。

そしてまた今週一度になりましたが、走るとかつて顔を
合わせた人たちとは違う人と毎回顔を合わせます。

歩いている人はかつてより増えたようです。

走っている人も増え前とは違う感じになっています。

すっかり葉の落ちた木々の間と吹きだまった落ち葉を
蹴散らして乾いた空気と落ち葉から上がる湿った香りの
中、枯葉はリズムカルな乾いた音でリズムに答えます。

この音もランナーの熟度で変わり、近づく音でどんなランナー
が来るのか知れます。

また、この蹴立てる音で冷たい空気の中走る勇気とエネルギー
が積み重なるエールとなるのです。

それは動物も子供も同じでわざわざ落ち葉だまりに走りこむ
犬や子供を見かけます。

踏まれた落ち葉は粉粉になりより風に運びやすくされ、森の
中に運ばれてまた土にかえります。

空気は乾燥して、咽喉や肺を研ぎ、この時期に走りこむことにより
風邪にかかりにくい体にもなります。

また走りこむことにより体温が上がりもろもろの循環が促され
普通では得難い体への変化を起こします。

特にこの森を走る感じのミューズパークでの感覚は特別なものがあり、
この距離を信号や車を気にすることなく走れるのはここだけです。

特に日の落ちるのが早いこの時期は暗くなって走るとまた星空の
中のランニングはまた趣があります。

この尾根と盆地の底では温度や気候の差があり、また、この尾根の
北と南でも差を感じたりと自然の変化をより感じられるのも魅力
です。

それらの変化を感じることは自分の心の変化も感じやすくなり、
走っているうちに色々な問題を解決したりできることも考えが
まとまったりすることもあります。

特に厳しい季節の時期は気持ちの変化と客観的な思考の変化を
起こしやすいのです。

ただ、やはり寒さは走るのに辛いので走り出すまで時間がかかったり
走り出すまで勇気を振り絞ったりという過程が必要になります。

それでも得られるものの多さから走っているわけで皆様にもぜひ
走ることをお勧めすることになります。

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