King Diary

秩父、羊山の麓で今日も珈琲豆を焼いている

ケニアの大豆

2017年05月19日 13時00分57秒 | 珈琲
最近の珈琲豆というのがどこの産地も
小粒の豆ばかりとなり、大粒豆がどこでも
取れなくなっているのかという疑念も生まれた
この頃です。

昨年のブラジルは、不作の年でなかでも良質な大粒豆
がないという状況で、スペシャルティグレードのものも
スクリーンサイズがあえて不選別にして#16中心のものが
ほとんどでした。

こういう出荷体制はスペシャルティではよくあることで、
国によりこのスクリーンサイズが直接等級に結びついている国も
多く、それらと違う、味で選んで高く売りたい売主との思惑とも
一致しているわけです。

元々タンザニアやケニアなどでグルメコーヒーとして昔から
親しまれているスノートップなどは味がスノートップに値しない
となると出荷しないという厳密な姿勢があり、粒の大きさには
こだわないのかと思いきやここの豆姿は常に一定です。

一方年々大きな豆の少なくなるケニアにおいて今回入れた豆は
農園名がないケニアAAというものながらAA規格なので大粒です。

これは最近のアフリカ豆の中でもでかい部類でちゃんとあるんだと
思える安心の豆姿でした。

それにさらに加えて生豆のときからフルーティー香りがあり、
これは期待できると思えるものでした。

ケニアでこういう感じは今までない感じでした。

ケニアというと固くて深いオリーブグリーンか黒い重い豆と
いう印象なのですが、このように香る大粒なんていい豆が
あるとはという驚きの豆姿だったのです。

私がなぜ大粒豆にこだわるのかというとそれは大きい方が甘い
からに他ありません。

最近のウオッシュドの豆は固く金属質で珈琲豆ぽっくないのが
多いのですが、今回のように農産物ぽいのが普通にでまわってる
というのを知るとこういうものを基準に集めるのも手だと思えて
きます。

これはインドネシアの豆にもいえることで、マンデリンを筆頭に
インドシアの豆はオリーブ色で製法や種類が違うので他の地域とは
一線を画した豆姿が特徴と思われましたが、今回のガヨマウテン
なども同じように大粒でフルーティーな香り立つカーキ色の
豆でこのようなアラビィカ種の豆もあるのだと解るとアジア圏にも
似た基準で臨めばもっといい豆が出てくるのではと期待させます。

ここまで書いて気が付いたのですが、ハワイの豆は大粒で見るからに
味の良い感じのものが多いのですが、農園によりモカなども植えていて
それは小粒なのです。

小粒でもモカ系は高値で取引されていて近年はどこの地域がよいか
というのもだんだん知れてきて産地と木の種類というのはやはり
重要な要素であり、さらにその産地でも赤い豆だけとか金色の豆だけ
とかいろいろな伝説的な宣伝文句も多いのです。

どこまで付き合えばいいのかという感じもしますが、希少性だけに
限らず味が良いものも時にありますので無視はできません。

当店では希少性にこだわらず味とそれに見合う値段に重きを置いて
選んでいますので今回の大粒豆はまさにそれにそうもので安心して
お買い求めいただけるものと思います。
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