King Diary

秩父、羊山の麓で今日も珈琲豆を焼いている

NBAファイナルの感想

2017年06月13日 14時06分20秒 | バスケ
三年連続同チーム同士の対戦となった
NBAファイナルは三部作だとか最終決着だとか
言われて盛り上げていましたが、そんな前評判と
解説番組などをみるとなんとも白々としたものが
うかがえるのでした。

それだけウォーリアーズの戦力は圧倒的であり、
如何にレブロンといえども連覇はまず無理というのが
最初から見えていました。

ですから、ゲーム3まであっさり三連勝したときは
ああやはりという気になり、特に一番最後のゲーム3での
ホームで接戦で迎えた第四クォーターで残り数分でキャバリアーズ
リードしていた時にディフェンスでオフェンスファウルをとった時に
そのターンオーバーを決めた瞬間カリーが雄たけびを上げたのが
結局まだ数点のビハインドを受けていたのに勝利を確信したのだ
というのが解るとやはり圧倒的な戦力さはいかんともしがたいと
感じるのでした。

ディラント加入で常時30点取る選手が三人いるウォーリアーズに
対して常に30点取れる選手はレブロンとアービングだけです。
今年復調のラブもスリーポイントが好調でBIGが三人そろった
とはいえ得点力は単純にウォーリアーズでNHKの解説では守備要員の
トンプソンとグリーンと攻撃担当のカリーとドュラントという
役割分担ができていてそれにワンノンワン主体でレブロンとアービング
がどれだけ得点できるかという風な解説を加えていました。

しかし、そのようにきれいに役割分担と個人技の対戦のような
ゲームは初戦の一戦だけで、ヘッドコーチのカーが復帰してから
スプラッシュブラザーズプラスドュラントという破壊力が炸裂し、
常に30点とれる選手の差というのが歴然としてきます。

もともとレギュラーシーズンやこのファイナルのトーナメントを
勝ち上がってくる過程でもベンチメンバーの得点力が低く、それ
だけ主力の出ずっぱりの試合が続いていました。

元々チーム力で得点するチームでないことからアービングやレブロンが
いないと全然得点できないチームであり、シーズンになってから
補強したウィリアムズやカイルコービーもゲームをつなぐ得点は
できても勝利を決定づけるような得点力はなく、負け試合でも常に
30点取る選手の差が結果に結びついただけという何とも味気ないもの
にも感じるのでした。

そんな中、ゲーム4をどう見るかですが、カリーをうまく封じたと
見るのか守備の崩壊とみるのかウォーリアーズのそもそもの得点力の
しかけが守備からのターンノーバーと速攻であり、それに耐える
本格センターの不在があるもののやはりベンチからでてくるイグドラ
が守備でのチームの柱であるのがみてとれます。

昨年のボーガットの存在感からするとパチュリアではチーム
スタイルにマッチしていないのは歴然で特にカーが指揮して
からは極端に出場時間が少なくなってしまったのです。

さらに控えのセンターマギーなどは最後のゲーム5にはまったく
出場時間がないという信頼度の低さが目立ちました。

このファイナルでこのゲーム4以外負け知らずできたウォーリアーズ
はやはり禁断のデュラント加入で規格外のチームになってしまい
もはや来期もう一度同カード対決があるならウォーリアーズが勝つには
ワンノンワンで30点プレーヤーの加入しかなく、ただそれに見合うような
選手が今いるかといったらアンソニーデイビスぐらいしか見当たらない
のです。

でもそんな試合を見たいかと言ったら何かレブロンのバスケは
魅力がないし、ウォーリアーズの走って遠くから打つだけのバスケも
すごいとは思うものの魅力はないのです。

ローポストから中にゴリゴリして決めるようなシーンがなくなった
NBAはなんかバスケットではなくなったような何の哲学もロジックも
作戦もへったくれもないものになり下がったと感じるこのファイナル
とこの先行きの不安なのでした。
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