King Diary

秩父、羊山の麓で今日も珈琲豆を焼いている

数ある豆の中から

2016年07月15日 14時34分40秒 | 珈琲
当店に来店されるお客様が銘柄を指定されて注文される
ことはまれです。

まずいえることは自分がどんな豆を欲しているかという明確な
目的意識をもって来店される方より、何かいいものがとか季節に
合うものという出会いをそもそも期待しているようです。

数年前には秩父にはないブルーマウンテン100%がある店として
来店されたり、珈琲豆として唯一知っている豆としてのブルーマウンテン
の指名だったようです。

ただ、今はブルーマウンテンを仕入れてませんので、毎年ブルーマウンテンを
買われる人の需要をあえて捨てています。

それだけブルーマウンテンがバカ高くなりもはやその価格を出す意味を見いだせなくなり、
お客様にもはや名前で飲むのでなくということで他の豆でもこれだけの味という真実を知って
戴く時期に来たと判断し、仕入れ中止にしています。

ブルーマウンテンを扱う商社や豆屋は多く、金さえ出せば揃うのです。

しかし、モカやハワイコナのような手に入りづらい豆で人気の高い豆と違い、
金さえあれば飲めるというのはそのまま放置していいものなのかと時たま
悩むものではあります。

そのブルーマウンテンの魔力も通じるのは老人層だけで若者には知る人はいません。

海外で飲んだエスプレッソがとてもうまかったとか、自分だけのうまい豆というのを
持っている人もいます。

また世界で一番の評価が高いゲイシャにしろ実際には飲んだ人の方が少ないわですから
一般的な評価になかなかつながりません。

ところが、200g10000円の豆ということだと、話が早くなります。

コピルアクとか高い豆は他にもあり、一万円台はゲイシャとブルーマウンテンと群を
抜く存在になっています。

さて、普通の豆とその高い豆の差はと当然なら気になるわけですが、あまりの価格に
近づけないということもあり、差を確かめる人も少ない状況です。

では、COEの200g3000円台のものとブラジルサントスNO2ならどうでしょう。

そもそもおいしいサントスNO2を飲んだことがあるでしょうか。

味の話はかくも難しい問題をはらんでいるのです。

そもそもまともなブラジルサントスNO2から始めたい方。

三時までにご来店いただけましたら試飲していただけます。
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夏のおすすめ

2016年07月14日 11時13分54秒 | 珈琲
夏は珈琲の需要が落ちます。

とは言え日本では昔からアイスコーヒーという
他国にはない飲み方があります。

今月のブレンドは『夕焼け』です。

先月の『雨精』はアイスでもホットでも飲める味に
しましたが、今月はそんなことは超越した味に
なっています。

もともと珈琲はホットで飲んでもクールに感じる
飲み物なのです。

色々な意味でストレートではインドネシアの豆を
勧めていましたが、アイス系としてはアフリカの
豆を深入りにしてというのが定番です。

とはいえケニアとかキリマンジェロなどはいつも
深煎りで出しています。

ところがカロシトラジャなどはこの時期はいつもより
煎りを浅くして飲むと夏にぴったりな味になるのです。

もちろんこれはいつもホットで飲みます。

ここらへんは珈琲豆の甘みに対しての造詣がないと
簡単には説明できないし、一年中ホットで飲み続ける
人には解り得ても何気なくなんでも飲んでいる人には
ピンとこない話なのです。

まあそんな味の話を聞きたい方は三時までにご来店して
試飲してみてください。
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日本の無駄

2016年07月11日 13時28分26秒 | 日々のこと
先日の選挙が終わると勝利宣言として安倍首相は
新たな経済対策を打ち出すと発言しました。

つまりは多くのばらまきであり、日本の経済が
税収の二倍に上る予算を組む借金体制であり、
普通の家庭ならとっくに破たんしているはずなのに
世界では比較的安全な資産として円が買われると
いうセリフを聞くのです。

選挙前も老人世帯に数万円直接給付というばらまきを
アベノミクスの果実として実施したばかりです。

かつて民主党政権時に行政の無駄を削減し、議員定数や
公務員削減をするということでしたが、もともと労働組合
の支援を受ける民主党には一番組織率の高い公務員の削減
給料引き下げなどできるはずもなく、寄せ集めの政党なので議員削減も
ままならず政権を明け渡してしまいました。

約束されたマニフェストなど何一つとして実現されないことと
知れ渡り選挙でもマニフェストという言葉も聞かなくなりました。

選挙を巡り色々なことがありましたが、一番感じるのはマスコミで
いわれることや政治と金で騒ぐことにあまりに世論は潔癖すぎると
いうことです。

マスコミで教科書会社が先生に図書券や宿泊代を提供したり教材の
無料提供などの便宜をはかったなどと報道されましたが、なにか
小さな悪にとらわれて大きな悪を見逃しているように感じられて
仕方ありません。

企業は利益追求という目的で激しい競争にさらされており、そこで
働く多くの人は日々接待やら便宜をはかり、如何に自分の会社に
関心を持ってもらうか行動しています。自身も接待を受けたり、提供
した経験を持つ人も多いはずです。

それなのに人のそういった行為にこうも激しく反応して沸騰するのは
どうしてでしょうか。

報道さているのはほんの一部であり、世の中は接待や利益供与は当たり前
だと知っているのにひとたび政治家なり公の立場の人には厳しくなります。

これは自分が得られないものに対する反応ともとれるし、子供ぼっい反応と
見ることもできます。

まず公務員が金を受け取ったりすると賄賂とか収賄という刑事罰に
なりますが、商売として手数料を収受する商売もあり、なにかをしてやって
当然に受け取ることのできるものでもあります。しかし、これはあまり報道の
時に触れられませんが、例えば先生でも私立高校の先生が図書券を受け取っても
問題にならないということです。

ちょっと前に京大の先生がキャリアバックを受け取り問題になりましたが、
私立大では色々なメーカーが接待をかけても罪にはならないのです。

そんなのもらえない人の僻みではないかという話ですが、こと政治の世界に
なるともっと複雑です。

平等にばらまかれなければならないということで公共事業など各地でいらない橋やら
箱モノができて問題になりましたがそんな事業では景気浮揚などなされず、まして
よくある地域再生事業など本当に何の評価もされることなく毎年無駄な金をただ
使うだけの状況です。

かつてふるさと創生事業とかで各自治体に一億円を交付したことがありました。

今でも似たようなもので補助金やら交付金はばらまかれていますが、それでどんな
効果があり、どんな変化が起こったかなんてのは一度も評価されないのです。

先日注目されたイギリスの国民投票ですが、イギリスではいまだにブレア首相に
イラク戦争参戦の責任を問うという報道がありました。

そういう当時の政治判断が後にどう世界を動かしどう変化したかということと
その参戦自体がアメリカの捏造でイラクの大量破壊兵器はなく、それを信じた
当時の責任者の責任を問う社会であるということで非常に日本との違いを実感
させられました。

日本では誰も責任を取らないということが政治では多すぎます。

一つ一つの政策でもそれで社会がどう変わりどう改善されたのかということは
問われないのです。

東電の事故でもいくつもの調査委員会やら報告書は作られましたが、結局だれも
責任はとらず、再発防止に実効的なものも示されず、今はただ再稼働に前のめり
で突き進んでいるようにしか見えません。

そもそも税金をばらまくことに何の喪失感もなくためらわずして使い、どんな効果を
そもそも求めていることかすら問われていないそんな状況で無駄な支出を減らして
財政など立て直せるなせるでしょうか。

まずは国としてのマネージメントを立てて、地方にも補助金や交付金をただばらまくのでなく
どのような事業を立てるのかモデルケースを中央で作り、どんな目的と効果をはっきりと
検証したものをたててそれに税金を支出するようにすべきです。

今の地方創生事業などほとんどがやったけど失敗したという繰り返しばかりです。

地域通貨やら地域振興券など毎年発行していますが、これでも地域の経済がいくらか
好転したとかいう報道より誰か議員が勝手に自分でつかったとかいう不正の事件ばかりで
ただばらまかれている印象しかありません。

みんな税金を使ってこういう成果を出したという検証を求めて政治家やら行政やらの
無駄に関心を高め正していこうという社会の成熟をそろそろ真剣に考えた方がいいのでは
ないでしょうか。
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『スリジェセンター1991』読了

2016年07月07日 11時32分21秒 | 読書


世良先生の視線から展開する物語群が前回読んだブレイズメスとこの
スリジェとさらにその原初の『ブラックペアン1988』と三部作を構成
します。

私はブレイズ、スリジェ、ペアンという順番で読みそれはれでおもしろい
効果があったと思いました。

まず訂正しないといけないのは私は天皇陛下の受けた天野教授の手術が
静脈を使ったものだと思いましたが、これはあやまりで静脈同様動脈も
とっても大丈夫なところが何箇所かあるようで、1990年代は静脈を使っての
手術しかなかったらしく、この小説ではそんな過去を語ることにより
医療の行き先を考えさせる構造をとったのです。

改めて思うのは博打がモチーフとなっていることです。

手術とはもともと確率として成功がはっきりと残る医療行為で
これは命を博打にかけることと同様だとがん告知の際に患者が訴える
のですが、まさにそれが現実であり、人生そのものがいつもそんな
博打に似た決定の連続でもあるのです。

またその医療行為が経済力に左右されてはならないという当たり前の
ことが実はそうでもないという現実も垣間見られ我々に医療とはと
改めて考えさせるのです。

そんな意味もあり、自分の命を丁半博打のようなルーレットに掛けさせる
天城教授の病院はいくらバブルの絶頂でも作られてはならないのであり、
それが小説の中でも姿を現したくなかったのでこの小説の結末になった
のだろうと思わせます。

これはこれで予測もでき結末としても納得でさらに現代に通じる
世良が現代でどんな医者になったかも興味が持てる内容となって
います。

私はこの小説の後先祖返りのようにブラックペアンを読み、それは
それでまた楽しめ、なぜ過去を舞台にしたのかも理解したつもりです。

前作で感じた物語が何の盛り上がりも展開もなく、著者だけが見えている
ような書き方に違和感があったのもなぜなのか解りました。

これはまさしく読む順番が違ったからなのです。

そして世良先生が物語の主人公のシリーズといいましたが、
主人公は三作品ともスター的な登場人物がいて、世良は試験に
受かったばかりの新米であり、ラスボスと対決する主人公は
別にいるのです。これは三国志の書き方と同じで時代の英雄は
曹操であり、圧倒的勝者も覇者でもあるのですが、世はなぜか
蜀の劉備玄徳を正義の人のように正当な世の代表者としてみる
のです。

そして、後を継いだ孔明ができの悪い二代目を先代の意思を
つぎ苦労する物語が好まれるのです。

時代の成功者は孔明ではなく勝者でも司馬 懿であり、それでも
一般には孔明が三顧の礼で迎えられた最高の軍師となっています。

歴史などというのは斯くも見方や解釈により都合よく書き換え
られ信じ込まれるものなのです。

見る目を養い見極める力をつけることは肝心です。
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映画観たい

2016年07月06日 16時19分06秒 | 映画
今月のラジオ深夜便でのおすすめ

●「フラワーショウ!」
●「疑惑のチャンピオン」
●「めぐりあう日」
●「シング・ストリート 未来へのうた」
●「人生は狂詩曲」
●「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」

例により近くの映画館ではやってません。

都内に見にいけばということだけどそれほどの作品か
は不明。

ということで、今やっている新国立美術館のルノアール
と同様みたいけどいけないという踏ん切りがつかない
もやもや状態です。

時間がないとかいろいろ理由はあるものの、自分の
根本的な問題もあるような気もするこの頃です。
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NBAファイナルの結果の整理と邂逅

2016年07月02日 12時21分24秒 | バスケ
今季のNBAファイナルはレブロン率いる
キャバリアーズの勝利という終わりでした。

これを素直に受け入れられずにしばらくこのゲーム7の
感想も書くのがためらわれました。

全体の流れでいうと高さとベンチの豊富な戦力など圧倒的
強さはウォーリアーズあったのです。

ただし、リーグ最高の選手で最強はレブロンであり、NBAは
レブロンを中心に回っているとNHKのアナウンサーでさえ放送中に
言い放っていました。

シーズンでの戦いなどを見てもウォーリアーズの方が圧倒的に強く、
各チームが執拗にマークしてもカリーは止められず、ジョーダンを
超える記録なども作り、当然連覇するものと思われました。

ファイナルに入り、サンダーとの戦いでは一勝三敗から逆転で勝ち抜き
応援Tシャツもこの不利な状況から勝ち抜ける数字をモチーフにして
ストレンジナンバーという文字がずっと付けられます。

さらにファイナルで三勝目をとったチームが優勝するというのは
ほぼ100%であり、そこから連勝して優勝したチームはNBAの歴史の中
ではないというドラマをやってその実力をみせつけたというのがこの
ファイナルの筋書だったのかと感じて受け入れがたいものをずっと持って
いました。

ただ、前半と後半のチーム状況やゲーム5、6でのレブロンとアービングの
爆発的活躍とそれに反してレブロンに対してよい守備をしていたイグダーラ
の腰痛によるマッチアップをカリーに譲りそれからワンノンワンでのシーンを
みると明らかにレブロンペースになり苛立ちからマウスピースを投げ捨てる
シーンなどどうもこれは負けたなという象徴のように思い出されます。

センターボーガットの負傷欠場やイグダーラの腰痛など長いトーナメントの
壮絶な逆転劇など経てきたものの違いでいきなり初回でレブロンとウォーリアーズ
が当たったのとは違う結果になっただけだということもできます。

ただ、ゲーム5のレブロンの猛烈な得点力を見てもっと危機感をもって
次に当たり、どうせ最後はホームで勝てると高をくくっていなかったらと
思えてなりません。

それもレブロンだけなら抑えられてもアービングの外からのシュートと
インサイドへの切り込みと二人とも40点超えという攻撃力をみせたのに
唯一勝てるベンチの力をフルに繰り出すこともせずどこかまだ安易に構えて
しまったのではないかというのが本来なら勝てるものを逃している感じに
つながります。
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またまた梅雨の晴れ間

2016年06月20日 10時44分48秒 | 珈琲
今年の梅雨は雨が少ないとはいうものの
予報では曇りでも急にパラパラと雨になったり
もう降らないと思って油断して傘も持たずに外出すると
雨に濡れてしまうというのはよくあることです。

梅雨時は油断せず慎重な行動が必要です。

各地に蛍の情報が出ていますが、蛍を見るには
月夜より曇天で蒸し暑い日が最適です。

しかし、この時期の雲間から出る月の明るさも
劇的な効果があり、なかなか見ものです。

火星や土星なども地球に近づいていていつもより
明るく大きくなっています。

珈琲は曇天よりこの雲間から出る明るい月に
合うようで、飲み口すっきりの豆と相性が良く
インドネシア系の豆がおすすめです。

ところが、このインドネシア系の理解は正しく
理解されているとはいいがたく、まずなぜマンデリン
かとかトラジャかということになるかとおもうのですが、
最近はキリマンジャロとかモカとかいう表記は慎まれ
国名表記が一般的です。

これは昨今のコンプライアンスに基づくことですが、
なぜかインドネシアだけマンデリンとかトラジャとか
部族名が使われているのはあまり問題視されません。

これはすでにブルーマウンテンなどのブランドとして
部族名が定着しているからでしょう。

つまり飲んでいる人は部族名とは知らないのです。

不思議なのは同じアジアでコーヒー文化が古くからあり、
生産量も世界第二位と多いにもかかわらず日本では全然
知られていないタイやベトナムという国があります。

この国の豆がほとんど知られていないのは、やはり日本人の
指向が単一オリジンを尊重して飲まれてきたという歴史に
よるものと思われます。

もちろんこれはお茶の産地による飲み分け、しいては
井戸の水を白湯で飲み分けた歴史によるものです。

それだけ繊細で豊かな文化が味の世界で確率している
ことから世界中で日本食がブームになり、かつては
ダイエット食として粗食ブームから流行ったものが
やっと本質の体の中から健康になる食事として味と季節を
とらえた文化として理解されつつあると思います。

そして、日本人の珈琲文化も喫茶店文化も世界のカフェ
文化とともに融合して単一オリジンを進化していくでしょう。

ということで、これから夏にかけてインドネシア系は
おすすめです。
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結局G7やるのか

2016年06月18日 19時35分09秒 | バスケ
NBAファイナルG6はクリーブランドのキャブスホームで
行われました。

応援Tシャツはただの黒いものになり、あまりそろっている
客席の威圧感や一体感も感じない中、ボーガットは欠場で、
あまりはよくなく、あっという間に20点差になってウォーリアズ
の選手のシュート確率は悪く、守りもボロボロな印象です。

これでは無理だろうというという感じで、レブロンに対してよい
守備をしていたイグダーラも何やら腰が痛いらしい痛々しい姿で
せっかくの最後の試合がホームになるという好条件でもなんとも
不安な感じに満ちている試合風景でした。
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『マネーモンスター』鑑賞

2016年06月15日 23時17分25秒 | 映画
NHK朝のニュースでエンタメコーナーで紹介されて
いました。

それを見てジョディフォースターのインタビューなどを聞いて
それじゃあ見てみるかと出かけてみました。

期待としてはお金を失った犯人の人生とかもっと浮かび上がって
きたり、ジョージクルーニーの口だけの人生がもっと際立って
きたりして盛り上がってくるのを期待しましたが、ダメな人生の
犯人は奥さんの呼びかけですべてであり、それ以上深めようと
せず、なぜか真実を明かす方に手を貸した広報の女の人の決断と
裏切りがなぜそうさせたかという説明が少なく、これはともすると
今まであった映画とか手法に重なってしまうのをどうにか避けて
今の問題を浮かび上がらせて人々が持っている社会の怒りをどう
したらいいかという提案なのでしょう。

犯人と司会者が徒歩で移動するシーンはブルースウィルスの『16ブロック』
を想起させますし、マスメディアが生中継で犯罪を暴くのもなにもこれが
最初ではなく、暴いたからといってこれは銃で脅されたからだとなれば正式な
証言や自白ではなく、まして公開の裁判ということで債務名義ができる
わけでもありません。

この映画で示された公開されてしまったスキャンダルというのは社会的制裁に
必ずしも結びつかないばかりか起こり得ない仕組みが多々あります。

しかし、実際ニュース映像でかつて犯罪の実況中継になってしまった豊田商事
に犯人がさされる現場やオーム真理教の村井さんがさされるシーンなど現実の
ショッキングな映像を見てきた我々にはその暴かれるものとか手段とか現実に
即して人々の怒りが何に起因し、どう社会として消化していくのかがもっと
描かれてほしかったと思います。

ボーリングフォーコロンパインのマイケルムーアのように映像を使って真実を
あぶりだすというスタイルは実は映像でごまかしていることにつながり、
真実とは映像でねつ造するより実に簡単に闇にまみれてしまい、それをいかに
表に出すかはこの映画のように簡単ではないでしょう。

でも、希望としては定番な終わり方のようなジョージクルーニーが一発
お見舞いして気を晴らすしかなく、巨悪はそのまま生き残るのではなく、
次の巨悪にとって代わるだけという複層的な視点も必要かと思うのでした。
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『ブレイブメス1990』読了

2016年06月15日 13時03分39秒 | 読書
たまたま立ち寄った古本屋でみつけた海堂尊の
『ブレイブメス1990』を購入読了しました。

チームバチスタなど映像化された作品も多く、一時は
ブームにもなった本でしたが、最近はこのシリーズもの
も随分ご無沙汰でした。

それにしてもこの本の題名の1990とはずいぶん古い本なのかと
手に取るのをためらわせる題名です。

バブルの絶頂であり、あまり思い出したくない時代である
あの時代が舞台なのかということで今手に取る本ではない
気がしたのです。

そもそも実際の世の中において心臓の動脈手術は何が最善で
最新の手技なのか気にかかります。

天皇陛下の手術は天野教授による静脈移植だったはずという
記憶がずっと気にかかります。

というのはこの本の中ではバチスタ手術という画期的手技が
最新であるが追試が待たれる状態でそれに代わる天城雪彦の
動脈換置術だというのです。

なぜこの手術が優れているかというと静脈バイパス移植だと
また何年かすると動脈が流れが悪くなるという予後の成績が
問題になったということです。

つまり、天皇陛下が受けた手術は万全ではなかったのかということです。

それだけでなく身近な心臓の手術をした人がみな数年後に
なくなっているという事実がそれに重なります。

そしてこの本の年代が二十年以上昔であり、本の中でも心臓手術の
技術も10年で進歩を果たすということから今は何が最新手術なのか
が気になったのです。

プロフェショナル仕事の流儀でも紹介された天皇陛下の手術をした
医師は数々のテレビ番組に登場しその手術のすご技が紹介されました。
それが静脈バイパス術です。

その予後が良くないとは本当なのでしょうか。

それともそれは克服されたのでしょうか。

なんかそんな疑問が残る小説でした。

彼の小説の特徴として芝居がかった登場人物と作者にだけ見えていいる
場面の映像があるようでチームバチスタというような聞きなれない言葉で
ひきつけて登場人物にドラマ展開を促すも願ったような動きを見せない
という例の方が強く、物語の盛り上がりが足りないような物足りなさと
がっかりな感じが付きまとうところもあり、この作家に付き合って
作品群を読み継ぐべきかどうか悩むところです。

別に医療と政治に一大改革をもたらす意見やシステムを持っている
わけでも暴きたいスキャンダルや正たい倫理問題が絡んでいるので
もないのです。

つまりこの先付き合ってもいいことないかなと思うところがこの膨大な
作品群に投資する価値を測ってしまうのです。

本というのは求められることが意外と多いのだと今更思うのでした。
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なんであの男がNBAファイナルG5

2016年06月15日 12時17分23秒 | バスケ
この五戦は大方の人がウォーリアーズの勝利を確信し
優勝の瞬間を見に行っていたのだと思います。

始まりからおやという事件がありました。

それは累積フレイグラントファウルによりグリーンが
この試合を出場停止になっていたのです。

これでカーが第四戦でいきなり実績のないマカドウを
第一クォーターから使ったのか理解できたと思いました。

まさかこの試合でフレグラントファウルを起こすことを予測
したとも指示していたとも思えませんが、そんな事態も
覚悟してのテスト登板だったのではないでしょうか。

それにファンに心理としてはグリーンがいなかったから
優勝は追わずけでもいいという納得の仕方もあったろうと
思います。

でも解せないのは守備の逆転のような後半のキャブスの
守りが良くなり、逆にウォーリアーズは守備も弱くなり、
シューターへの当たりも随分下がって守っていたようです。

アービングやレブロンのドライブを警戒してともとれますが、
今まではたとえマッチアップが抜かれても最後誰かがブロックに
飛ぶようになっていた守りもボーガットの故障退場やグリーンの
欠場でそれがないからと結論するには足りないように思えます。

ウォーリアーズの控えはキャブスの選手より高くエジーリ、
バレジャオと数でも勝っています。

スモールラインナップにこだわる必要もなく、一二戦と同じ
戦い方でいいはずなのに、ディフェンスから崩壊して逆に
キャブスはディフェンスがよく、レブロンはコートの端から端まで
走り、攻めだけでなくいくつもブロックを決めるなど活躍します。

前半あまり決まってなかったスリーも後半は確率が上がり、
当たりが弱くなったのは目に見えています。

この調子の逆転は何が原因かグリーンがいなかったからで
済むことなのか気にかかりました。


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アルパカと昔の小説

2016年06月14日 14時11分37秒 | 車選び
やっと梅雨らしく雨が続いています。
かなり異常な渇水状態だった羊山の姿の池も水位が
戻りつつあります。それでも冬から続く雪不足と
ここのところの少雨がすぐにこれで解決というわけには
いかないでしょう。

秩父の今は、街に目立つ蛍の表示が気にかかります。

蛍駐車場の表示に旅館の送迎者が出入りしているのも
見かけます。

こんな何気ない光景にも秩父の今が象徴されているかの
ようです。

というのは、今町中に見かける蛍の表示は都内でも行っている
人工飼育のホタルなどを敷地にはなって季節の慰みにしている
ものですが、秩父のホタルもそれと同じで個人的に楽しんでいた
物に町内会が乗っかってそれに人が集まっているという現象の
ようです。

他にも地元の人が環境を保って蛍が見られる地域はいくつか
ありますが、ネットでみつかる以外にも誰も見にも来ない
蛍出現スポットはいくつもあります。

秩父は観光的に人を集めてきましたが、減り続ける人口と
空地や空き家にそろそろ方向性として誤りや無理があること
に気が付くべきかもしれません。

今やるべきはすでに迫りつつある耕作放棄地や離農予備軍に
対してどうしたらそれらを生かし生活者を増やせるかということです。

国の政策によって秩父の空き地や山の斜面など急速に増えた
太陽光発電施設ですが、このように行政の指針や制度設計に
より、町の情景はすぐに変わるのです。

市内に見かける企業誘致の町という横断幕などその発想の
低さを示しているにすぎません。

人を呼ぼうということで花を植えたり、祭りをしたりという
ことが行われてきたのですが、それらは結局パンとサーカス
とおなじことで何も秩父の発展に寄与していないといって
いいでしょう。

例えば養蚕ですが、秩父のような耕作地が少ない山間部では
養蚕は盛んで織物産業も興ったのですが、現在は機屋も
音がなくなり、行政は地域振興策で技術継承の助成事業と
いう取り組みがあるようですが、まずは蚕農家を増やすこと
から始めないといけないと思います。

意味もなく羊山に羊を飼っていたり馬場があったりしますが、
秩父の織物も昔はあったもので、税金を導入して継承させる
ものでなく、存続のために必要なことや環境を作ることが
求められていることに気が付くべきです。

先日テレビでみて衝動買いしたアルパカのセーターを
みると羊なんか飼わずにアルパカにしたらと思います。

アルパカのセーターは強くて暖かいという環境からきた
性能があるんだなあと思います。

日本でもアルパカ牧場があり、毛をとっています。

ただ動物を見せるだけでなく経済動物として肉や毛や毛皮
から生かしていく、生活者としてそれにかかわっていく人を
増やすなど新たな経済モデルを考えることからはじめないと
この秩父は高齢化と過疎から逃れられません。

秩父から都心に通う人、週末だけ秩父に住む人、秩父の自然と
一緒に住まう人、そんな人々をひきつけ住む人を増やすこと、
暮らす人を豊かにすることを今考えないと今進みつつある危機を
回避することはできないでしょう。

実は、秩父にしかないこととか住んでいる人も知らない秩父の
魅力は多々あり、まずはそれを知り発信していくことが今の
秩父に住んでいる我々にできることでそれぞれの秩父愛により
新しい住民を呼び生活者も増えていくと期待します。

とりあえずは私は豆を焼くしかありません。

そんな中、アイスコーヒーの注文があり、久しぶりに会う
お客様もあって夏の到来を感じます。

このアイスコーヒーはいまだに真黒くてキリっとするのをくれという
人もいます。

それなら量販店に売っているペットボトルに入っている1L入り
100円のものでいいと思います。

まあご期待にはお応えしますが、深く煎って苦くてガツンと
くるためだけに焼くのなら大きな釜の方が安く大量に作れ
安い豆でいいはずです。

それでもスペシャルティの豆でアイスを飲みたいという
実際何を求めているのかわからない人もいます。

一年中アイスコーヒーを注文してくる人もいますし、アイスに
意味も特に感じないままいましたが、もちろんおいしいアイス
コーヒーというのもずいぶん試してきました。

そしてたどり着いたのが今のアイス用の豆ですが、これは
アイスでごくごく飲めるものということで300g1000円という
格安な設定でしかもスペシャルティの豆を使いという困難な
条件のもと開発され、昨今のスペシャルティの豆の値上がりと
流通量の縮小と需要増で今の価格を維持するのもたぶん今季
限りとなろうと予測されこの夏限りの味となるかもしれません。

アイス用の豆は足が早く、アイスの試飲は予約が必要です。

ご連絡の上お出かけください。
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ガベージタイムに現れるものNBAファイナル感想

2016年06月13日 11時16分07秒 | バスケ
カーのバスケットはあのピストンズがいきなり優勝した時の
あの感動があります。

かつてビックスリーといわれセルティックスにレイアレンと
ケビンガーネットを加えて優勝した2008年、誰もがそりゃ当然と
思い鼻じらんだなりふり構わない補強につまらないバスケットを
見せられるかと思いきや展開したのはピストンズと同じ守備を
基本とするバスケットだったのでその戦いは熱い視線に包まれ
ました。

それらと同じテイストを今回のカーのウォーリアーズにもみる
ことができるのです。

そして、ファイナル第四戦でみせた相手の得意の形で戦い、
あえて相手との差であるベンチ優位の戦力さえ封じて、なお
勝って見せるその形とは選手の足が止まった時間帯にああ
負けたというはっきりとした形で表れ終わりを知らせました。

ホームでの第一戦と二戦ではどこのチームでもやっている
トップオブザキーにローリングしながらインサイドに合わせる
形で普通にセンターも使っていましたが、第三戦にはスモール
ラインナップでボーガットはすぐに引っ込めてしまうようになり
ました。

さらに、攻めはタッチアンドゴーでゴール下に走る選手にパス
をしていたのが、ハイポストからワンツーパスに変わり、それも
小さく早く繰り返されます。

時にビハインドパスであったりトリッキーさを増してたとえ
通らなくてもそれがチームの約束のように繰り返されます。

たとえエースのカリーがべったりと執拗にファウルを受けて
抑えられてもチームとしての守りと攻めのスタイルがあるので
誰かが決められるし、ベンチメンバーの得点力も高いのです。

チームで戦うという意識がすべての選手にある証拠でしょう。

ゲーム4の最後キャバリアーズはレブロンが持ち込んでそのまま
シュートするももはや誰も飛ばず、ブロックもせずに通して
いました。

普通の二点はよしとして、淡々とハーフコートのオフェンスを
展開していきます。


もはやこのまま同じことを続ければ差を詰めることもなく負けて
しまうことを自覚した選手はもはや足を止め積極的に点を取りに
行こうとせずただレブロンだけが得点を繰り返します。

後半、主力に変わって起爆剤となるような選手もいるわけでなく
控えはまるであてにならないきゃばりアースは、今季はそれでも
ビックスリーに故障者がなく、バレジャオを放出しても残留に
成功したトリスタントンプソンの獲得に昨季は主力がそろって
なかったから勝てなかった思いをにじませ応援Tシャツにも
2016オールインとなっています。

そもそも昨季ウォーリアーズの優勝はいくつもの幸運とたまたま
全ての選手が調子よく実力を発揮できたからという分析をする
人が多く、主力さえそろえばキャバリアーズの優勝はゆるがないと
いう思いをする人が多かったようです。

私はその思想と今までのレブロンを巡るチーム作りに疑問をもって
いたひとりで、今シーズン最後の方に複数の試合を休養として
レブロンが何の故障もないのにゲームを休んだのにも疑問を持って
いました。

それに引き換え執拗にマークされなかなか得点チャンスがない中
相手のマークが緩んだ後半急にギアチェンジして連続スリーを
決めてみせるというしーんがなんどのあり、その与えられた環境に
文句持たれずに結果を出す姿に今までのスター選手にないタフさを
みるのでした。

そしてチームもサンダーに一勝三敗と負いこもれても逆転して
カンファレンスファイナルを制するという力につながっています。

さて、こうなるとファイナルMVPは誰がとるのか。

そんなことを思いつ次の試合を楽しみにしています。
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衝動と消滅

2016年06月13日 10時57分44秒 | 珈琲
梅雨の晴れ間も終わり、曇天と雨の朝です。

この時期いつも古本やら古道具屋などを巡って
さして必要でもないものを買い集めてしまいます。

そんな停滞がこの夏本番前の梅雨の時期にはままある
ことです。

先日のアルパカのセーターを買ったのもその一環かも
しれません。

常に何かをつかんだ感じがして満足感に浸ったのもつかの間
また何かを欲して焦燥に駆られて何かを求める繰り返しなの
かもしれません。

ただ、それがなくなった時の方が自分を駆り動かすエンジンを
失ったようで想像するだけで恐ろしいことです。

今日のように朝から雨だと予定した行動にぽかっと穴の開く
人もいるようで、来店の予約が入ります。

こんな雨の日には深いチョコ味のブラジルと甘みのカサブランカ
で最近の衝動買いした品物についてああだこうだとエントロピーの
増大に任せるという午後が展開しそうです。
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梅雨の晴れ間に

2016年06月11日 11時45分23秒 | 珈琲
ファイナルゲーム4観戦中です。

なぜ相手より優位なセンターを利して戦わずに
アップテンポで相手得意のスモールラインナップで
の戦いをするのか、これはあえての作戦なのか、
そんな疑問を持ちつつも接戦になったこの試合を
楽しんでいます。

ウォーリアーズは本当にタフで、こんな場面でもという
ぎりぎりのところでつないできます。

前回目立ったベンチメンバーでの得点力の差なども
あえて使わないかのような第一クォーターで今まで使って
来なかった新人を起用したり、まだまだここで本来の力を
出す必要がないというような動きなのです。

さて、そんな白熱するゲームを楽しみながらも注文は
来ていて、サンライズが入らず同じダテーラ農園のヴィラ
という同等品を焼くようになり、それをレギュラー的な
大量注文に充てたり、ブラジルサントスよりランク上の
スペシャルティの日常品もしくはスペシャルティを売りにする
お店等にご利用してもらっています。

サントスNO2に比べ、深いチョコ味と甘みが強く、深く焼いても
味わいが残り、色々な用途に使える豆です。

この豆をたくさん使いスペシャルティのブレンドなどにも利用して
レギュラーとの違いを理解して使ってもらうなどとにかくたくさん
豆を必要とするお客様にはご利用幅が広がる豆だと実感しています。

この急に暑くなった梅雨の晴れ間にも、このブラジルの豆は
アイスにも対応して、普段使うアフリカの豆の深煎りとともに
アイスの味の違いを楽しんだりできます。

いつものスノートップやケニアの豆が定番ですが、チョコ味と
いうことではまたこのブラジルも欠かせないアイテムとなります。

そしてこの暑さが出てくるといつも飲みたくなるのがカロシトラジャ
です。

これはあえて焼きを抑えてすっきり感を出して飲むとこの時季の
夕暮れに飲む味として定着しています。

夏にカロシトラジャぜひお試しください。
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