善右衛門の気ままな備忘録

通勤電車が無用となって3年目に入る、気ままな暮らし。更新も気ままに。

祇園

2017-07-15 22:10:30 | 日記
もう直ぐ孫は夏休みになる。私が小学校の頃、故郷の夏休みの始まり、つまり、通信簿もらう日に町の祇園祭があった。通信簿を親に見せて、小遣いを貰い、薄暗い頃に自転車で町に行く。祇園祭は夜だ、町内会ごと山車が出て、町中を練り歩く。それはにぎやかだ。山車は町内ごとだから5~6台は出たのかな、山車の人物は覚えてるのは神武天皇とか、ヤマトタケルぐらいだ。夜店が並んで、そこを見て買うのが楽しみなのである。遅くならない内に途中で家に帰るのだが、夜の道は真っ暗で、怖かった思いがある。家から町まで1里、4キロはある。行く時は何でもないが、帰る時は心細かった。勿論、道は舗装ではない、街灯も無い、本当に真っ暗だ。点在する農家の明かりが気が安めだ。町に住んでるのはいいな!と思った。今ではこの町も道路整備で分断され、もう祭はない。いや、人口減で祭など出来ないだろう。夏休みが終わる頃は、母の実家の前のお寺の盆踊りだ。この実家に行くのには自転車だが、母の後を必死について行った記憶がある。この実家とお寺は、あの大地震で大きな被害を受けた地域であった。あの大地震の後、あのお寺を見に行ったが、御堂は倒壊していた。裏の墓石はみんな倒れていた。あの母の実家周辺は街道の宿場街で、塀は大谷石の塀が続く街だったが、大谷石の塀は倒壊していた。もう60年前の記憶だが、覚えてるものは10日前の事より、覚えてるものだ。違うのは昔の思いの中に出てくる多くの方と逢う事はない、と言う事だ。なにが安堵にさせるのかは、それぞれだろうが、物では無いように思う。
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