そーれりぽーと

映画、旅行、植物など気の向くまま

新作映画の満足度は最高★5つで表示

モンゴル

2008-04-06 | 劇場映画れびゅー
バベル』でアカデミー助演女優賞を逃がした菊地凛子と同系の扱いで、“アカデミー外国語映画賞を逃がした浅野忠信”、と日本のマスコミに取り上げられている事に強い違和感を感じながら『モンゴル』を観てきました。
★★★

浅野忠信が獲れそうだった訳じゃないんだけど…なんてとこに突っ込むのはさて置いて、特にこういった歴史モノに興味の無い俺にとってはフツーにフツーの映画でした。
昨年の最低映画賞でもあげたい勢いな『蒼き狼』と比べたら★5つでも足りないくらいにキチンと作られた“マトモな映画”ですがw
ロシア人監督が、ハリウッド資本に頼らずに作った歴史スペクタクル映画としては評価したいところ。

飛び散る血シブキやら、ちょっとエッチな描写も有るので、小さな子供に歴史を教える為に観せる映画としては不適切かな。

『蒼き狼』とどちらが史実に基づいてるのかは知りませんが、同じチンギス・ハーンを扱ってはいるものの最初から若干違うストーリー展開で、こちらは後半かなりファンタジー入ってます。

人間ドラマとして観るとなかなか面白いんだけど、友人裏切ったお前がその掟作るか、と一言突っ込みたいw

モンゴル語と中国語がチャンポンになってる場面も有ったけど、字幕での配慮は無く、浅野忠信も両方喋ってる(中国語はほんの少し)のに、もうちょっと配慮した字幕だとより楽しめたかな。

ところで彼のモンゴル語は上手かったんだろうか。
普段下手糞な関西弁が耳障りな映画をボロクソ書いてる俺としては、間違っても浅野忠信上手かったなんて書けないw

ホーミーがいろんなとこで出てくるんだけど、全然ホーミーになってません。



蒼き狼 地果て海尽きるまで 通常版

エイベックス・エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クローバーフィールド HAKAISHA | トップ | 幽霊VS宇宙人 »