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宮廷画家ゴヤは見た

2008-10-15 | 劇場映画れびゅー
ゴヤが市原悦子のようにこっそり覗き見しているイメージで、『宮廷画家ゴヤは見た』を観てきました。
★★★★

王から直々に依頼を受ける宮廷画家であり、教会に天井画を書くことがあるかと思えば、庶民には世俗を強烈に風刺した毒々しい版画を売るゴヤ。

激動の時代のスペインを舞台に、教会による異端審問で拘束された美しい女性と、異端審問に賛同する一人の神父の波乱に満ちた人生が、ゴヤの目を通したようにミロス・フォアマン監督のフィルターを通して痛烈な風刺で描かれている。

市原悦子が覗き見るなんて、そんなノリで観に行った俺ですが、あまりに悲しい女性の人生と、ある意味群集の心理としてモラルが崩壊し、間違った方向へ突き進む宗教、無知の怖さや国民のアイデンティティーなど、予想外の展開にすっかり見入ってしまった。

ゴヤも含め、全ての人々の人生が時代の波に揉まれ、二転三転していく様子は、不謹慎だけれど観応えがあり、重いけれどエンターテイメント性は高く、何度でも観てしまいそう。
歴史ものとして観ても充分に見応えあり!

クライマックスの広場でのシーンは、涙なしには観る事ができませんでした。

ハビエル・バルデムとナタリー・ポートマンは、二人ともこれまでに観た映画の中で最も輝いています。
特にナタリー・ポートマンの熱演は、思い出しただけでも泣けてくる。



ゴヤ ロス・カプリチョス―寓意に満ちた幻想版画の世界 国立西洋美術館所蔵 (Art&Words)
雪山 行二,フランシスコ ゴヤ
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