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ウルヴァリン:SAMURAI

2013-09-14 | 劇場映画れびゅー
同じウルヴァリンの名前を冠する前作は微妙でしたが、『X-MEN』シリーズは全部押さえているので嫌な予感がしつつも『ウルヴァリン:SAMURAI』を観てきました。
★★★

「本編が終わってからがこの映画の一番の見どころ」と皮肉な事になっているんだけれど、本編も『ウルヴァリン』シリーズ前作に比べたらまだ捨てたものじゃない。

と言うか、本作は同じウルヴァリンの名を冠するスピンオフ『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の続編じゃないというか、あの映画内の出来事は後に公開された『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』において映画『X-MEN』シリーズの正史から抹消されてしまっているように感じたんだけど、本作は『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の後日談なので『ウルヴァリン』シリーズと言う括り自体が既に崩壊していて、やっぱ『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は無かったことにされたと言うのが正解のようです。

アメリカのコミックスがベースになっているので、日本人が観たらおかしい日本像がちょいちょい気になりますが、それでも日本を舞台にしてくれてる事をありがたいと思わなければいけないかなぁとか。
でも、そもそもアメコミX-MENウルヴァリンの世界において、日本は忍者やらヤクザが出てくるファンタジックな国である事が大前提なわけで、こんな風に描かれているのは仕方がないのかなぁとか。
街なかで銃を手に持ってる人が要人を警護してるなんて光景、楽しむ為には目をつぶらなければと思いながら、でも実は「なんでやねん」具合をほくそ笑みながら、時には声に出して笑いながらの鑑賞となりました。

スターダムを駆け上がり、役を選べる立場になってからも何度もウルヴァリン大切に演じてきたヒュー・ジャックマンの手を抜かない姿勢には感銘を受けますが、役作りに気合が入りすぎてこれまでで一番の筋骨隆々っぷり。
ドゥエイン・ジョンソン並なんじゃないかと思ってしまう程に筋肉付けちゃって、特に右腕の血管がヤバイことになってしまっているのが心配です。
あんだけ筋肉付けてても服着るとスレンダーに見えるって凄いよねぇ。

ユキオを演じる福島リラは菊地凛子をさらに潰したようなルックスだけど、菊地凛子よりは遥かに仕事が出来る女優と感じましたので、ハリウッドの皆様方、選ぶならこっちですよ的な事を考えつつ、どっちも不細工なのになんで欧米人は…と美的感覚の違いによる不条理さを享受。
確実にヒロイン役のTAOは食われてるよね、つか、TAOにするなら同じ系統の剛力さんをゴリ押ししてこなきゃ、ここは。
そしてみんなに「また剛力さんかよ」と叩かれるパターンで話題を作って客を呼ぶみたいなお約束をかまして欲しかった、どうせTAOも芝居下手だったし。

ネタバレ
突っ込みどころは数えればキリがない、上野から新幹線に乗ったり、結構早めに下車したのに気づいたらもう長崎だったり。
極めつけは予知夢を見たユキオが東京から長崎まで品川ナンバーのスポーツカーであっという間に辿り着き、かと思えばとんぼ返りでそのまままたあっという間に車で東京へ、そしてクライマックスに向けバイクであっという間にまた長崎へ。
脚本書いた人は、日本について小さな島国イメージは有っても、細く長くて距離が凄いってイメージは無かったんやろなぁ。
そんな距離感のおかしさもありーの、上野から新幹線に乗ったり、つか新幹線にパンタグラフ無いしデザインも全体的におかしくね?的なところや、剣は両手で持つと諭しておいてから真田広之の剣道がどう見ても二刀流の剣舞だったりといった失笑ポイントも押さえつつ、でもかなりアメリカ人目線の日本文化リスペクトは感じたし、プロモーションでヒュー・ジャックマンがガンガン日本オシしてくれてたし、「いっかー」的な気持ちで観られたかな。

シルバー・サムライが片手でアダマンチウムの剣を熱くさせていたのに対して、何故かウルヴァリンはセオリーに従って両手で持たないといけなかったり、というか忍者がやたら弓矢を使ってるところにとっても違和感を感じたり、そももそウルヴァリンにとって毒って治癒能力的にどう処理されてるんだろうとか、ファムケ・ヤンセンが最初出てきた時やたら年齢相応お肌の皺をみせたり処理し過ぎてスベスベテカテカになってたりと言ったところが…、キリがないのでもう突っ込むのは終了。
文章の脈絡有りませんけどスミマセン。

ジーン・グレイの登場だけでも嬉しかったのに、エンドロールでまさかのマグニート、続けてプロフェッサーXの登場にアガりまくり、本編よりこっちのが興奮するやんか的な。
マグニートの言う「闇の勢力」(だっけ?)ってのが気になる。
正史シリーズの次回作『X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト』は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の後日談のはずだったけど、初期の三部作のキャラクターも登場するとかって言ってたはずだから、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の後の世界まで、つまり本作のエンドロールの後の混沌に繋げるのかな?
プロフェッサーXが蘇ったし、次の次でジーンとサイクロップスも復活か?!

不満点は、シルバー・サムライの正体のトリックが読め読めだったり、ヴィランのヴァイパー役の女優が『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のホワイト・クイーン並に場末感漂っててイマイチだったりといった辺りかなぁ。

最後に、原爆を落とされた事で平和について考える切掛になったとかって矢志田信玄の台詞、反感買うかもしれないからよしておいた方が良かったんじゃないだろうか。



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