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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

2012-11-17 | 劇場映画れびゅー
観る映画のジャンルの幅を広げようと冷めた目で観始めたこのシリーズ。
1作目で何も感じなかったのが、2作目は2回も劇場に足を運ぶほど面白くなって、今回の3作目は心待ちにしてました!マジで。
初日早朝の回で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観てきました。
★★★★

オリジナルのテレビシリーズと旧劇場版は前にも書いたように『新劇場版:序』の予習時に初めて全部観たのですが、心配だったのがシリーズ後半の心理描写中心の展開。
新劇場版も同じようにわけが分からなく成りませんようにと願っていたのですが、はてさて蓋を開けてみると…。

とりあえずあのイライラ感はありませんでした。
が、これまでで最多の難解な言葉の羅列と高速展開に、一回観ただけじゃ全ては理解し切れない、まさにQ。
頭の上にクエスチョン(Q)マークがどんどん生えていく。

そして、次回、4部作の最終話に丸投げな終わり方。
前作がむちゃくちゃ盛り上げた所で意味深に終わらせて期待を煽ったせいか、エンドロール後の予告が終わった後に大きな拍手が2回の鑑賞共に起きたのに対して、今回はプツッと途切れるのでフツフツ感が募り拍手は無し。
3作目と4作目はやっぱ当初言ってた通りペアで同時公開前提だったんだなぁと感じた。

映像の美しさはシリーズ最高。
オタク的な意味での日本アニメ史とまで言うとあんまり詳しく知らないけど、見たことの無いクオリティーの立体モデリングと動きで、前作からそう時間は経ってないのに進化が半端ない。

急(Q)展開に登場人物同様観てる側も翻弄されながら、拍手は無くてもしっかり楽しませてもらいました。

ネタバレ
オリジナル同様バカシンジがムカつく内に篭った自己中のガキになって行くところだけが鼻についたけど、精神世界を描かず物語を進めていく今回の姿勢には拍手。

『Q』の意味は、風雲急を告げる全く未知の展開と、クエスチョン、綾波レイのコピーが着てるプラグスーツの番号とをかけてるのかな?

ミサト艦長が、数少ない見たことのあるロボットアニメのうちの一つ『ガンダムSEED』のアークエンジェル指揮時と声が丸かぶりでアガるアガる。
「撃てぇい!」とかスゲーままw

4thインパクトだか3rdの続きだかどっちなのかよくわからずに観てたけど、Q(旧)はもうどうでも良いから早よ『シン・エヴァンゲリオン劇場版:|┃』を見せなさい!

今回一番アガったのは、人間活動への移行で歌手活動を辞めている宇多田ヒカルの新曲だったりしたんですけどね。



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