基督に倣ひて ‐ De imitatione Christi

なんちゃってカトリック信徒の躓きながらも信仰生活

(台湾)高雄教区 萬金聖母聖殿 後編

2011-06-15 22:32:40 | 巡礼
 何もすることがなかったので10時前に寝てしまったため、次の日は5時過ぎには目を覚ましてしまいました。早朝ミサは隣接するドミニコ会の修道院で行われているようですが、神父さんには9:00からのミサに与りますと言ったのでもうしばらく横になることに。

 7:00過ぎに起きだしてふたたび教会の敷地内を散歩。教会の裏手にはバスケットコートと兼用で、結婚式の宴会をやるであろう野外スペースがありました。この辺はいかにも俗っぽく、台湾らしいと感じたものです。

 昨晩買っておいたパンで軽く朝食。

 前回書き忘れましたが、この萬金の教会はバシリカといって特別なものなのだそうです。日本にはないのでピンときませんが、Wikipediaによると「ローマ教皇の発行した教皇小書簡により、一般の教会堂より上位にあることを認められた教会堂のこと」なのだとか。
 ミサは9:00から。今日は子どもミサのようで早めに子ども達が集まり歌の練習をしています。お御堂に入り2階へ上がると展示室になっており、教会の歴史を物語る写真や文書、文物が多数展示されていました。
 9:00前に聖堂入口横の塔に備え付けられた鐘が大きく厳かに鳴り響きます。この鐘は1892年に鋳造された歴史あるものです。


《萬金聖母聖殿サイトより》

 聖母マリアに捧げられたお御堂だけあって、祭壇奥には大きな無原罪の聖母像が安置されていました。

 ベルの音とともに入祭。そのベルはこんな感じ…。
《Wikipediaより》
 ここまでは大きくないですが。聖変化のときもこのベルです。

 ミサは台湾語で立てられました。この西洋人の神父さん、中国語で話しかけたら苦手なので英語にしてくれと言っていたのですが、台湾語はペラペラでした。ミサの内容はわかりませんが、子ども達の心を引きつける内容であったとだと思います。

 ひとつ苦言を言わせてもらえば、聖変化の時のBGM!オルガンというかキーボードでファイナルファンタジーのテーマみたいな音楽を…。子どもミサだけなのか普段からやっているのか知りませんが、「演出ミサ」はいただけません。

 ミサが終わると一日に数本しかないバスを逃してはならないので、神父さんに一言挨拶をし、聖殿を後にしました。また近いうちに訪れたいものです。


 余談ですが、ここの近くの名物の豚足はとても旨かったです。
 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美しい教会ですね (Rick)
2011-06-23 22:14:57
楽しいお話で、自分も一緒に巡礼した気分になりました。
(台湾)高雄教区 萬金聖母聖殿 (ramen2ro)
2011-07-06 23:39:41
台湾南部へおいでの際はぜひご訪問ください。

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