振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

51年ぶりのやまなみハイウェイはバイクでツーリング

2017-09-04 12:13:13 | 日記
中学3年生の修学旅行で九州のやまなみハイウェイを通過したのは51年前のこと。熊本の宿を出発して阿蘇の草千里に立ち寄って九重山を見ながら貸切バスで次の宿泊地の別府に向かったことはよく覚えている。半世紀以上も昔だ。

今回はバイク仲間と4人で大阪南港からフェリーサンフラワーで別府に向かった。

コスモフェリーターミナルに17時集合予定だったが全員集合できたのは出港90分前の17時半頃。J氏は間違って名門大洋フェリーが出港する大阪南港フェリーターミナルに行ったのだ。既に16時半には到着していた他の3人は心配したのだが済まなそうに現れたJ氏の顔を見てホッとした。同じ南港に5kmくらい離れて似たような名前の2ヶ所フェリーターミナルは誠にややこしい。

乗船してからすぐに風呂に入り、さっぱりしたら船内のレストランで早速の飲み会。料理はバイキングで大人1,540円だが私だけはシニア割引適用で1,230円。自動販売機の第3ビールのロング缶は210円。この値段では大した料理はないが(失礼)スィーツまでバリエーションがあり我々のバイク仲間ならこれで充分。

船室はツーリストクラスで、つまり大部屋だ。


翌朝、豊後水道を横切り別府湾に入ると後方に朝日が見えて来た。今日の天気は良さそうだ。

別府港に上陸して近くのマクドで朝食をとると早速県道11号線から湯布院方面に向かった。



城島高原を抜けてずっと続く登り道が終わったころに由布岳が見えて来た。真っ白い雲の浮かんだ秋のような青空にそびえ立つ姿は大変きれいだ。



その後は湯布院の街中に立ち寄ってからやまなみハイウェイの起点とされる水分峠を通過した。今日は8月31日で夏休み最後の日だがバイクも自動車も多く無く、バイクも走りやすい。


飯田高原は前方に九重山系を眺めながら左右に畑や牧草地が広がり、やまなみハイウェイは起伏の少ない区間になる。前方には硫黄山から昇る噴煙を見ることができ、九州の屋根は火山の活動によってできた高原であろうことがわかる。既に秋の気配か、ススキの穂が出始めている。


九重山系を下り、阿蘇の外輪山にある大観峰まで上ると阿蘇のカルデラが見えた。阿蘇山がいかに巨大な火山であるかがよくわかる。後方には今下って来たばかりの九重山系もよく見える。360度障害物なしだ。




外輪山を下って次は内輪山にある草千里に向かったが、従来3ルートあるアクセスの内2ルートは昨年の熊本地震のため現在も通行止めだったのでJR阿蘇駅前からの東登山道を利用した。

昨年秋に噴火した中岳からは噴煙が立ち上り、中岳駐車場までは行けるがそこから火口周辺へのアプローチは規制されているようだ。我々は次の予定のため草千里と中岳を眺めただけで折り返した。


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