振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

青山高原は全国NO1の風力発電所だった

2017-10-01 12:03:06 | 日記
J氏とO氏の3人でバイクツーリングに出掛けた。山城大橋東詰のコンビニに集合したが具体的な行き先が決まっていたわけでもなく、その場で目的地を青山高原に決めた。O氏が何年か前に行ったことがあるが、J氏は初めてで私は30年ぶりくらいだ。私以外は滋賀県に帰るのでそのことも考慮した結果だ。

24号線を南下して木津から163号線を東に向かい、南山城村に半年前にオープンした道の駅で休憩した。


この画像は8月に行った時に撮影したものだが、茶畑が見えるようにこのあたりお茶の産地だ。道路の狭かった大河原地区を迂回するバイパスが完成して走り易くなっている。



ちょうど交通安全のイベントが開催中で白バイとパトカーが勢ぞろいしていた。白バイもこれだけ並ぶと迫力がある。地面が芝地なのでスタンドの下に厚い板を敷いている。我々もバイク好きだけに興味があるが、やはり近寄りがたいのは何故だろう?

で、よく見ると京都府警の白バイ以外に三重県警の白バイが一緒に並んでいる。それにパトカーも両府県警から1台ずつ来ている。三重県警の越境?だがこんな事もあるんだ。

南山城村は京都府だがこの場所から数百メートルも行けば三重県伊賀市の島ヶ原になる。府県境にあるので共同での開催のようだ。そう言えば伊賀忍者のコスチュームを着たイベントスタッフもいた。

脇道にそれたが伊賀上野城をも見ながら422号線、165号線と青山方面にバイクを走らせた。前方の山を見ると稜線に風力発電のプロペラがたくさん並んでいる。あれが青山高原のようだ。



全部で40基ぐらいはあるのだろうか。ちょうど西風を受けてプロペラがゆっくりと回転しているが止まっているやつも数基ある。東側には伊勢湾が見下ろせるので風の通り道になっているのだろう。稜線に沿っては青山高原道路が既にあったので発電施設の建設も比較的容易だったのではと思われる。

帰宅してからNETで調べてみるとここの風力発電施設は中部電力グループと伊賀市、津市による第三セクターで運営される株式会社青山高原ウィンドファームで、発電量8万kwでナント全国1位であることがわかった。

先月の九州バイクツーリングでフェリーから見えた鹿児島県長島の風力発電施設も発電量5万KWで全国7位に入っている。そうだったのか。

手段や目的は何であれ遠くに出掛けると知らなかった変化に気が付き、新しい発見が何かしらある。それらを持ち帰ってNETで調べると良い勉強になることは間違いない。