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日露共同経済開発などありえない

2016年12月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

プ―チンさんとの共同記者会見の席で、安倍さんは領土問題での解決に至らなかったせいか、「日露共同経済開発」に力を入れて話されていましたが、「特別な枠組み」の中でという「特別な枠組み」など本当にできるのでしょうか? 4島の帰属問題の根本に現在はロシアに主権がある地域においてであればロシアの法律に基づいて活動するのが基本で、日本国内に「特区」を作るような気楽さでできる訳がありません。 ですから、2国の共同声明でなく、日本側の一方的な発表だけでした。 

トランプさんが親ロシア政策をとると言われていますが、ロシアにとってみれば2島でも返還すればそこまで米国が乗り込んでくる可能性もある訳で、4島どころか2島だって、日本が米国の属国状態にある中で返還することなどあり得ません。領土問題は原則論を守り抜くでしょうから、主権がどこにあるかをウヤムヤにするような方策をロシアが許す訳は在り得ませんから、そこでロシアの主権を認めるような活動を日本がしたなら、4島の帰属、主権はロシアにあることを認める訳ですからそれで返還交渉は終わりです。

現在は、困窮しているからこそ日本と共同で開発を進めたいと言っているだけで、共同経済活動がうまくいった場合、経済発展をなし得た4島など、なお更、日本に返還する気など無くなるでしょう。 親に育ててもらったことを忘れて大きな顔をする息子は(私自身の反省も含めて)世界中どこにでもいるのと同じで、共同経済開発が成功すれば、それは自分で開発したもので日本が協力したことなど忘れ去られます。

安倍さんには、今回の事は忘れ、これ以上の肩入れをせずに淡々としていていただきたいものです。 また、来年の早い時期にロシアを訪問するとのことですが、何をそんなにロシア関連で焦っておられるのか? 交渉は焦った方の負けです。 これでは負けギャンブルにのめり込んで金を注ぎ続けるような印象です。 私は露助など相手にしないで欲しいと願っています。

しかし、プーチンさんというのはスゴイ男です。 彼は、「私は悪いキリスト教徒です。右の頬を打たれても左の頬を出す気にはなれない。平手打ちを喰らったら対抗する。そうでなければ、我々はいつまでも打たれ続けるであろう」と堂々と発言しています。 さすがにロシアを率いている男の個性は強烈です。 彼は柔道をしますので、私も身に覚えがあるのですが、仕事自体も格闘競技のように思ってしまうのです。 プーチンさんにとっては、外交も格闘競技。 温泉くらいでごまかせる相手ではないのです。 そんな微温湯ではありません。

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