時は断ることをしない
物理を超えて容赦がない
北に山のいのちと向き合う人が居る
不思議おじさんと言えば、可愛いいものだ
毎年恒例の山菜取りに わざわざ200キロも走り
750メートルの山に登る といっても車でだが…
採ってきたものはご覧の通り
タラの芽、ノブキの新芽、ノアザミの新芽
木の芽は不思議おじさんの自宅のものだ
(以下は写真をクリックすると拡大できます)
春の山菜の王者 タラの芽
藪こぎをしてやっと入手できる
手足や顔ははノイバラなどの棘で血がにじむ
アザミの新芽は痛い目をして収穫する
山の上なので、犬のおしっこなど無縁だ
これはヤブカンゾウの新芽
根元の白い部分だけ2~3センチを
熱湯をかけてほぼ生で酢味噌で頂いた
同行の大先生がノブキの新芽を摘んでいる
ノブキの佃煮は外せない春の味だが
その新芽を天ぷらにして食べる人は少ないだろう
ミツバツツジが何万色もの緑に映える
あと何年、こんな贅沢をできるだろうか
体力、気力、お金…
喰い意地だけは残っていそうなので
それだけが頼りだ