「歌謡新詩壇」紹介ブログ

歌謡詩の全国同人誌「歌謡新詩壇」の紹介

「歌謡新詩壇」第132号その2

2013年03月02日 | 歌謡詩
 寒い2月でした。皆さん、お元気ですか?上州では、立春の頃幾日か暖かい日がありましたが、その後は連日のように空っ風が吹きまくっています。東北地方や北海道方面では大雪続きで、私たちの想像を絶する積雪で大変な思いをされているようです。反面、こちらでは砂塵が舞う吹きっさらしで晴れていても洗濯物が外に干せないような状態です。いつもの冬でも2月には結構暖かな日もあるのですが、今年は異常です。もう3月ですので、そろそろ三寒四温が始まりそうですが、早くこの異常気象も収まって欲しいものです。そんなことをぼやきつつも季節は流れて月日の過ぎるのは早いものです。「歌謡新詩壇」の紹介ブログを更新する頃になりました。
 132号にはいくつか紹介したい作品がありますので、今回は続編です。

           やじろべい

                              作詩 宮崎 のぶお(特別同人)

         尽くす女は 好かれるが
         尽くしすぎると 嫌われる
          男って勝手な ものなのさ
          どこへ定規(じょうぎ)を あてららいいか
          そうだよな まったくな
          恋はやっぱり やじろべい

         死ぬの生きるの 騒いでも
         なんのこたあない 痴話げんか
          女って気ままな ものなのさ
          好きといわれりゃ その気になって
          そうだよな まったくな
          あとはそわそわ やじろべい

         何とゆおうと この世では
         やはり男と 女だけ
          恋って始末が わるいもの
          惚れた病に お医者がきても
          そうだよな まったくな
          いつの間にやら やじろべい

 宮崎さんは以前にも紹介したことのある実力者のお一人。この詩はウフフと思わせる作品です。

 続いては私好みの岡崎さんの作品を紹介します。  
           そ し て 雨

                              作詩 岡崎 いさお(特別同人)

         日記をめくれば さらさらと
         時の流れる 音がする
         昔の匂いが なつかしい
         ああ 晴れのち曇り
         そして雨
         あなたと私の 恋つづり

         小指で口紅 つけてみる
         なぜかあの日に 戻りたい
         あなたの指先 思い出す
         ああ 散れども残る
         木犀の
         香りも未練も 花の恋

         はぜの木林の 枝低く
         ふれてほしいと ゆれている
         優しさほしいの 恋しいの
         ああ こころは曇り
         そして雨
         ふたりの別れを 惜しむ秋

 岡崎さんのこの叙情はなかなかまねできません。今は作品の発表が出来ないようですが、また復帰されることを祈っています。         
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