「歌謡新詩壇」紹介ブログ

歌謡詩の全国同人誌「歌謡新詩壇」の紹介

「歌謡新詩壇」第百号特集号

2011年10月22日 | 歌謡詩
 祝「歌謡新詩壇」第百号 平成12年5月に発行されました三宅立美先生主宰の「歌謡新詩壇」は、百号特集号でした。今は亡き、石本美由起先生、松井由利夫先生、星野哲郎先生をはじめとして、前身の「新歌謡界」から「歌謡新詩壇」へ連綿と続く大先輩、同人の方々の祝辞で溢れていました。
 さらに、この百号を期して昇格された方々の発表があり、19名の「特別同人」、13名の「同人」が新たに誕生しました。その中にお前はいたのかって?残念ながら、実力不足で欠稿だらけの私は残念もなにも昇格できませんでした。
 それはともかくとして、百号記念の紹介ですから、主宰の三宅先生と「新歌謡界」の頃から厳しい選評でお世話になった、小林とくさ先生の作品を紹介します。

      夫婦祝い節

                          作詞 三宅 立美(主宰)

        長い人生 旅するからは
        夢と情けの 泣き笑い
        共に 苦労の 約束で
        ふたり交わした ちぎり酒
         一つ血を継ぐ 子供が出来て
         夫婦祭りの ヨイショ 祝い酒

        花のようには 派手さはないが
        胸に 収めた 底力
        ふたり苦労の 荷車を
        引いて押されて 上り坂
         いつか世に出る 灯りを点す
         夫婦盃 ヨイショ 祝い酒

        おれとおまえの 絆の凧が
        空に羽ばたく 空に舞う
        死ぬも枯れるも 一緒なら
        こころ次第で 花と咲く
         どうぞ頼むと 手に手を取って
         夫婦人生 ヨイショ 祝い酒

        しず心なく

                            作詞 小林とくさ(指導同人)

           咲くだけ咲いて 色よく燃えて
           春らんまんに 生きたから
           枯れる命は 惜しくない
           風の誘いに ひらひらと
           ハイ ひらひらと
              しず心なく 花の散るらん

           ふられて泣いて 懲りずに惚れて
           歌ざんまいに 生きたから
           未練つゆほど 見せなくて
           水の鏡に ひらひらと
           ハイ ひらひらと
              しず心なく 花の散るらん

           やるだけやって 力を出して
           夢まんだらに 生きたから
           墨絵ぼかしの 夕まぐれ
           終の棲み家に ひらひらと
           ハイ ひらひらと
              しず心なく 花の散るらん

 もう、じっくり鑑賞していただければと思います。小林先生には何度か選評していただきましたが、厳しい中にも少しばかりお褒めにあずかったこともあり、忘れることの出来ない先生のおひとりです。
 実は百号記念誌は私にとっては眠っていたのにたたき起こされたとも言うべきものでした。それは、「特別同人」に同じ群馬の萩原今朝吉さんが昇格されたからです。「新歌謡界」のころから同郷と言うこともあって意識していたのですが、さすがにこのときは先を越されたとの想いに焦りました。それ以後、欠稿しないように心がけたのは言うまでもありません。 
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