間接的に手元にやってきた姫乃彩愛さんの句集。
未完
とにかく表紙が綺麗だった。このお名前でこの表紙の色使い、もしやコミック同人誌タイプな人?と思った。
が、全然違った。
この句集は現実と心の両方から吐きだされた、本当に痛い句が多いので、この句が好きです、という挙げかたは控えたい。
ただ、集めてくる言葉がとても綺麗な人だと思った。
それでも一句くらいは、いいかな。
愚かにも そしてぼくらは無重力
感想を上手く言葉に出来ないのでしないが、この句は好きだと思った。
で、本に入っていたミニ手紙の
ハートの湯気を立てているコーヒーカップのイラストがとてもほっこりした。
彩愛さんの優しさと弱さと強さの何とも言えずあたたかいイラストだと思った。