から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

世界の果てまでヒャッハー 【感想】

2017-03-24 08:00:00 | 映画


新作DVDレンタルにて。フランス産コメディ映画。ブラジルにバカンスで訪れた若者集団がジャングルで遭難するという話。おバカに振り切った「ジャッカス」系映画と思っていたが、やや毛色の違う映画で、起承転結、ストーリーは意外とまとまっている。冒頭からPOV映像が多用され、このテのギャグ映画にも巧く使えるなーと感心する。ときにシュールで、ときに下品で、ときにバカバカしい展開が続く。これらが英語でなくフランス語で発せられることが新鮮。男子のスケベゴコロをくすぐる下ネタもありがたい。大きくスベることもなく、普通に笑えるレベル。狙いすましたような伏線回収は、けっこう真面目に脚本が練られている印象を持った。残念なのは、登場する「食人族」らの描きっぷり。毒っ気を存分に発揮できる設定なのに、それを活かさず中途半端なキャラに終始させた。舞台となるブラジルをイジり倒すので、ブラジルの人が見たら怒りそうだ。エンディングの出演者のダンスシーンで彼らの身体能力の高さを知る。迫力のスカイダイビングシーンとかも、スタントなしでやっていたのかもしれない。あのゾウさんは本物かな!?
【60点】

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