今日7日は二十四節気の一つ「立秋」です。
「立秋」とは、初めて秋の気配が現れてくる日とか、涼しい風が吹いて秋らしくなる頃の意味です。
暦便覧でも「初めて秋の気立つがゆへなれば也」とあります。
この日から「立冬」の前日までが暦の上の「秋」となります。
暦の上の「秋」といっても、実際には残暑が厳しく、一年で最も暑い時期となりますが、暑中見舞いは昨日までで、今日以降は残暑見舞いとなりますのでご注意
ください。
・「藤原敏行(ふじわらのとしゆき)」(生年未詳~延喜元年(?~901)
さて、昔は立秋を風で感じたようです。平安時代の歌人、藤原敏行が、風の音で立秋に気づいた歌を詠んでいますのでご紹介します。
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」 藤原敏行 (古今和歌集、秋歌上、169)
(釈) 「秋が来たと目にははっきり見えないけれど風の音にはっと気づいた」
当時は、立秋の頃から風は吹き増さると言う常識から詠まれた歌のようです。
・三十六歌仙の一人、「藤原敏行」です。
(三十六歌仙とは、藤原公任(ふじわらのきんとう)の『三十六人撰』に載っている和歌の名人のことを言います。)
(参考)
藤原敏行(ふじわらのとしゆき)の次の歌は百人一首に撰ばれており、上記の一首と併せ、この二首は彼の代表作といわれています。
「住の江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ」 藤原敏行 (古今和歌集、百人一首18)
(釈) 「住の江の岸に寄る波は、昼も夜もしきりとやってくるのに、あなたは来てくれない。暗い夜でさえ、夢の通い路で、どうしてこうも人目をはばかり避けるので
あろうかなあ」
住の江は、今の大阪の住吉大社付近の海だそうで、このあたりは当時、難波江の入り江だったそうです。
「立秋」とは、初めて秋の気配が現れてくる日とか、涼しい風が吹いて秋らしくなる頃の意味です。
暦便覧でも「初めて秋の気立つがゆへなれば也」とあります。
この日から「立冬」の前日までが暦の上の「秋」となります。
暦の上の「秋」といっても、実際には残暑が厳しく、一年で最も暑い時期となりますが、暑中見舞いは昨日までで、今日以降は残暑見舞いとなりますのでご注意
ください。
・「藤原敏行(ふじわらのとしゆき)」(生年未詳~延喜元年(?~901)
さて、昔は立秋を風で感じたようです。平安時代の歌人、藤原敏行が、風の音で立秋に気づいた歌を詠んでいますのでご紹介します。
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」 藤原敏行 (古今和歌集、秋歌上、169)
(釈) 「秋が来たと目にははっきり見えないけれど風の音にはっと気づいた」
当時は、立秋の頃から風は吹き増さると言う常識から詠まれた歌のようです。
・三十六歌仙の一人、「藤原敏行」です。
(三十六歌仙とは、藤原公任(ふじわらのきんとう)の『三十六人撰』に載っている和歌の名人のことを言います。)
(参考)
藤原敏行(ふじわらのとしゆき)の次の歌は百人一首に撰ばれており、上記の一首と併せ、この二首は彼の代表作といわれています。
「住の江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ」 藤原敏行 (古今和歌集、百人一首18)
(釈) 「住の江の岸に寄る波は、昼も夜もしきりとやってくるのに、あなたは来てくれない。暗い夜でさえ、夢の通い路で、どうしてこうも人目をはばかり避けるので
あろうかなあ」
住の江は、今の大阪の住吉大社付近の海だそうで、このあたりは当時、難波江の入り江だったそうです。
ブログを見ていただきありがとうございます。
新潟県の今日の天気は良いようですね。朝の散歩は清清しくて気持ちの良い一時だと思います。
ご商売のご繁栄をお祈り申し上げます。
大阪は朝からムシムシして未だに梅雨空のような気候です。
今年は夏空は来ないのでしょうか?
米の作況が気になる年となりそうですね。