らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

石山寺散策(3)

2017-08-02 | 趣味

今回の歴史探訪同好会の目的は石山寺へ行く事だけだったので、昼食後は現地で解散し、帰る人と境内を見学する人に分かれました。
私を含む5人は入場料を支払って境内を見学し、他の4人はそれぞれの用事で帰る人、草津まで行く人などに別れました。

「石山寺」
石山寺は、山号を石光山(しゃっこうざん)、寺号を石山寺と言い、大津の南端、清流瀬田川の畔、伽藍山の麓に位置している西国第十三番の札所であり、奈良時代からの最古の歴史と伝統を持つ霊山です。

・石山寺の案内図です。


「参道」
東大門からまっすぐに伸びる参道の両側には霧島つつじが植えられており、また春は桜、秋は紅葉で美しく彩られるということです。



「大黒天」
石山寺のHPによれば、大黒天は(950年前)に、ご本尊は3人の僧の夢のお告げにて湖水より出現しました。

・大黒天堂です。


「蓮如堂」
この建物は淀殿による慶長期の境内復興の際に三十八所権現社本殿の拝殿として建築された建物で重要文化財となっています。
明治以降、蓮如上人六歳の御影や遺品を祀る堂として使用されていることから蓮如堂と呼ばれています。



「毘沙門堂」
毘沙門堂は堂内に兜跋(とばつ)毘沙門天、吉祥天、禅膩師童子(ぜんにしどうじ)の三体を祀っています。
この建物は兜跋(とばつ)毘沙門天への信仰が厚かった和歌山の藤原正勝が施主となって建てたこと、大棟梁は大津の高橋六右衛門、治郎兵衛が、大工は大阪の大西清兵衛が担当し、大阪で木材の加工や彫刻を行い、現地で組み立てたことなど、造営方式が分かる点でも貴重なものだそうです。



「硅灰石」
硅灰石は、石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したものですが、石山寺のように雄大な 硅灰石となっているのは大変珍しく、国の天然記念物に指定されています。
「石山」という名称はこの硅灰石に由来しています。



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1 コメント

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大伽藍 (iina)
2017-08-02 08:56:35
「石山寺」の案内図を見ると、古刹だけに大きな伽藍です。
硅灰石の説明を受けると、なるほど石や岩の上に建っているのがわかります。


大阪に3年半いたのに、滋賀まで足を延ばさなかったのが悔やまれます。

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