らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

神戸方面の旅(1)神戸どうぶつ王国

2016-10-02 | 旅行

先日、熊取町文化振興連絡協議会(以下、熊取町文振連)の社会見学会が催されたので参加してきました。
熊取町文振連とは、公民館等において、自主的な学習や文化活動を行っているクラブで組織している協議会であり、毎年この時期に社会見学会を実施しているものです。
今年は「神戸どうぶつ王国」と「キリンビール神戸工場」、「めんたいパーク神戸三田」の三か所を見学するプログラムが組まれました。
今日から数回に分けてご紹介します。

「神戸どうぶつ王国」
この施設は、元は2006年3月15日に開園した「神戸花鳥園」でしたが、2013年11月20日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したことから、神戸市内の「どうぶつ王国」が運営権を取得し、営業を引き継いで、2014年7月19日に「神戸どうぶつ王国」に名称変更してリニューアルオープンしたものです。
神戸どうぶつ王国は「花と動物と人とのふれあい共生」をテーマとした全天候対応の施設で、16,000㎡の広大な温室に、年間を通して1,000種類、10,000株のベコニアやフクシア、インパチェンスなど様々な花々が咲き乱れ、100種600頭羽の動物たちが共存する動物園です。

・神戸どうぶつ王国の入場口です。


「フラワーシャワー」
フラワーシャワーコーナーの大温室では、ベコニア・フグシア・インパチェンスを中心とした約2000鉢のハンギングフラワーのシャワーが鑑賞できます。
また、ここはレストランやカフェ、ショップが並び、自由に休憩できる癒しの空間となっています。



「ウォーターリリ-ス」
「ウォーターリリ-ス」には、大小2つの池があり、約70種200株のさまざまな色の熱帯スイレンが一年中咲き誇っています。
その中から「オオオニバス」をご紹介します。
オオオニバスはスイレン科の中で最も巨大な植物です。
ブラジル、アマゾン流域やパラグアイ、アルゼンチンに自生する巨大水生植物で、1枚の葉の直径は1.5mから2m程にもなり、子供が乗っても沈まないほど浮力が大きいことで知られています。



オオオニバスの特徴は、葉の縁が低く、葉の裏は赤茶色になります。
1800年頃に発見され、イギリスの植物園などで、栽培に取り組み、成功したそうです。

・オオオニバスの葉の裏側です。


「フタユビナマケモノ」
熱帯の森コーナーではフタユビナマケモノがぶら下がっていました。
ナマケモノは1日の半分以上を眠り、ゆっくりした動きから「怠け者」とい名づけらました。
あまりにも動かないため、毛にコケが生えてしまうほどだそうです。荒い毛は雨の多い熱帯雨林で、体が冷えてしまわないよう、早く乾くようになっています。
「フタユビ」という名前は前肢には2本かぎ爪があるところからつけられました。ちなみに後肢のかぎ爪は3本あります。
かぎ爪は長く、これを木の枝に引っ掛けてぶら下がります。死んでも握力は弱まらず、木の枝につかまったまま死んでいることもあるそうです。



「オウギバト」
同じく熱帯の森コーナーでは「オウギバト」にも会えます。
オウギバトは体長:75cm、頭部にあるフサフサとした扇形の冠羽が非常に美しい鳥で、分布は、オーストラリアからニューギニアの北部です。
オウギバトは地上に住み、歩きながら地面に落ちている果実や種子などの植物を食べて生活しています。
基本的には地上で生活するオウギバトですが、敵から逃げる際や木の上に作られた巣に戻る際には僅かに飛ぶそうです。



「オニオオハシ」
オニオオハシはオオハシ科の鳥で、体長:70cm、南アメリカ大陸の北はベネズエラから南はアルゼンチンの北西部にまでの地域に分布しています。
胴体と比較すると考えられない程の大きさのクチバシを持つオオハシ科最大の鳥で、見た目では重心が前にずれていて体のバランスが取りづらそうですが、実は大きなクチバシの中身は空洞になっていて軽い為、特にバランスが悪いという事はないようです。



「アルパカ」
屋外の開放的なスペースに可愛いアルパカがのんびりと遊んでいました。
アルパカは、南米アンデス山脈の湿潤高原地帯(海抜およそ3,000~5,000m)で、主に毛を利用する目的のために放牧されています。
アンデス地方では、アルパカははるか昔インカ帝国時代より、家畜として人とともに暮らしてきました。
現在はアメリカやヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでも飼育されており、日本では1999年に那須アルパカ牧場が初めての牧場飼育をスタートさせたそうです。




コメント (1)
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