らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

史上最初の広告

2014-10-18 | 雑学

テレビのCMや新聞の折り込み広告、ダイレクトメールなど、毎日たくさんの広告が届いたり、目に飛び込んできます。
広告とは縁が切れない社会となっていますが、この広告、実は約3000年前に人類史上最初の広告があったのだそうです。

そこで今日は読者の皆さまに簡単なクイズを出したいと思います。

「問題」・・・人類史上最初の広告は次の内どれだと思われますか?
       1.逃げた奴隷を探して欲しい
       2.逃げた牛を探して欲しい
       3.クレオパトラが女王になりました
さて、正解はどれでしょうか?   
    正解は「1」です。

人類史上最初の広告とされているのは、エジプトのテーベの遺跡から発見された3000年前のパピルス紙に書かれていた尋ね人の広告だそうです。
広告主は機織屋のハプー氏で、そこには次のように書かれていたそうです。
  『私の店から逃げた奴隷を連れ戻してくれた人にはお礼を差し上げます』
そして最後に
  『ハプーの店は皆さんのご要望に合わせ、最高の布を織りあげます』と、自分の店のPRもしっかりと書いていたそうです。

日本での初めての広告は、見つかった告知板(木簡)から8世紀初頭に登場したと考えられています。
その木簡は平城京遺跡から発見されたもので、それには、
  『逃げた馬を探して欲しい』と書かれていたそうです。

この時代には、店ごとに「標」が取り付けられていました。
これは店の玄関に吊るした木札で、そこにはその店で扱っている商品名が記されていたようで、この「標」がその後、看板へと発展していったと言われています。

世界も日本も最初の広告は「探し物(人と馬)」だったようですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする